全島花形闘牛大会
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日 時:平成12年7月23日午後3時開始 場 所:松原闘牛場(天城町) 入場料:大人2,500円 小人1,000円 主 催/前野上区闘牛愛好会 後援/(株)サンセットリゾート(有)牧園産業 |
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★印牛は元軽量級チャンピオン当産業の種付けした二世牛です | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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全島花形闘牛大会は午後3時開始とはいえ、30度を超える猛暑の中したたり落ちる汗を拭きながら約600名の観客が熱戦を観戦した。 残念ながら横綱戦は「闘将グッチ號」が日射病で立上がるのも不可能という状態とのことで、対戦取消しとなった。 当産業の二世牛がどのような闘いぶりを見せるか注目されたが、5頭の成績は2勝3敗。 あまり奮わなかったというのは条件が異なるだけに時期尚早であり、今後の闘いぶりを見て判断すべきではないだろうか。 その中にあって「暴牛嵐ゆうや號」のピンチヒッターとして前日に代理出場が決まった、「一番星本田號」の奮闘ぶりが光った。「代理のため5分で勝負が付かない場合は引分とすることをご了承下さい。」とアナウンスされていたにも拘わらず、親譲りのヒラ角を使って巧に攻め込み相手を横向きにさせると、たまらず「こうじトガイ號」はそのまま敗走! 会場を多いにどよめかした。 「近田建設小力」苦戦! 夏バテ気味というオーナーの心配が表面化した闘いとなった。 懸念されていたとおり「徳之島台風號」が足病みで出場できず、代理「徳之島台風2號」(元快進撃)相手に、この日一番の長丁場となる17分余りの苦戦を強いられた。 ギャラリーからは「5分で小力」という声が聞こえるなか、場所感が戻らないのか攻めあぐねている様子。 6分余りが経過し一気の寄りをみせ、首取りから腹取りに持ち込もうとする。 しかし、逆に返されると体を入れ替えず、一旦体を離すと会場には驚きの声が広がる。 相手方の勢子が押さえる素振りを見せるが、真すぐ相手に向かって行き試合継続。 それでも厳しい状況は変わらない。相手の内向きの角で削られた右の首筋から流血がそれを物語っているかのようだった。 17分が経過し双方の息遣いが激しくなり、ここしかないと判断したのか「小力」が一気の寄ると「徳之島台風2號」は根負けしたかのように敗走! 粘りでどうにか呼び込んだといえる勝利だった。 |
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