=エッセー= |
一言では語れない島の魅力! |
「大和人(やまとんちゅ)が見た島人(しまんちゅ)」 |
暮らして分かる疑問と素晴らしさ |
地元ミニコミ新聞「ミニミニかわらばん」に大和凡人(ヤマトボント)というペンネームで連載したエッセィです。御感想などいただければ幸いです。 |
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その17「新年のあいさつ」
年が明けて大分経ちますが、まずは明けましておめでとうございます。昨年はちょとした縁から、若輩者の私にこのような機会を与えて戴き、島で生活を始めて気付いた事、驚いた事を自分なりに率直に述べてまいりました。しかしながら、掲載していただいた記事を読み返すたびに、何を言いたいのか解らないのではないだろうか?、違う言葉で表現した方が良かったのではないだろうか?、など反省することしきりでした。それにもかかわらず続けられたのも、たくさんの方々からお褒めの言葉や励ましの言葉、ある日は「私の女房も君と同じ宮城県の出身だよ、頑張ってくれ」と声を掛けて頂くなどの叱咤激励のお陰であります。また、時にはファンレターが山のように届く夢を見ながら頑張りました。本当にありがとうございます。
今年の抱負は、「特定の問題や事柄にについて深く掘り下げて記述していく」である。昨年は、来島する以前に思っていた印象と実際に生活をしての違い。言葉や生活習慣・食生活・風習がどのように異なるか。環境や社会問題(交通マナー等)で気付いた事などをできるだけ客観的に取り上げてきたつもりであるが、個人的な感情が入ることもあったようである。経済や歴史など生活に密着し、冷静にとらえたらどのように見えるかということを忘れず述べていくつもりである。
また「ああ思う、こう思う」ばかりではなく、ではそのようなことにはこう取り組んだらよいのではないだろうか、このような問題点はこのようにしたら良い方向に進むのではないだろうかとういう改善策、もしくは解決策を可能な限り提案していきたい。特に大きなテーマとしては、島の経済の活性化や教育文化の向上に役立つことを私自身の経験してきた経済学、情報処理という分野を生かして具体的に提示できるよう資料収集にも励んでおります。
以上のように大みえをはりましたが、内にいては何の違和感もなく当然と思っている事や、外からは見えないが、ここにしかない素晴らしい点を取り上げ具体的に述べる事を忘れないようにしたい。島の印象で様々な誤解を受けているのは、マスコミ等の報道の仕方に一因があるが、自らの情報発信の量が少ない事も原因の一つと思われる。島からの情報発信の一助になれるよう今年も頑張る所存であります。
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