闘牛大会情報
平成16年8月14日現在
若手選抜ナイター闘牛大会
日 時:平成16年8月14日(土)午後5時30分開始
※大会開始前に亀津南区舞遊会によるエイサー披露が行われます。

場 所:伊藤観光ドーム
入場料:入場料:大人2,500円 小人1,000円
主 催:武友会
勝敗
地 区
東   方
番 付
西   方
地 区
勝敗
対戦タイム
亀 津 黒天慶久号
(8勝1敗)
横 綱 ジェイソンF
(牛主:岩元さとし、1分け
大 阪 13分53秒
亀 津 当原戦士栄号
(元突撃栄、牛主:東栄光、4勝3敗1分)
大 関 突撃三虎祐喜
(2勝1敗1分)
久志 9分00秒
徳和瀬 しゅうちょう
(元 仲村兄弟号、沖縄含む10勝3敗)
関 脇
(1敗)
母 間 9分06秒
亀 津 マスミサイル
(2連勝)
特 別 作田正吉号
(1勝1敗)
目手久 14分23秒
殊勲賞
検 福 けいすけトガイ
(2連勝)
花 形 莫逆王龍荒風
(デビュー戦)
平土野 2分31秒
面 縄 61年生
Beer Boyかおり号
花 形 清原三姉妹 亀 津 7分28秒
文 園 だいすけトゥガイー
(1勝)
花 形 翔平パンダ
(デビュー戦)
亀 津 5分06秒
技能賞
崎 原 力戦力みなみ
(元力戦力、3連勝)
封切特別 賢士トガイ
(3勝1敗)
古 里 5分04秒
敢闘賞
【お詫び】
今大会の指名特別戦、男桜vs福田力号が取消となりました。福田力号の身内に不幸があり、止むを得ない事情によるものです。急遽ながら牛主の皆様のご協力により、しゅうちょう(元仲村兄弟号)vs泰山号が関脇戦として行われ、全8組の取組みとなります。闘牛ファンの皆様のご理解ご協力の程よろしくお願い申し上げます。
※番組内容には変更が生じますことを予めご了承下さい。


横綱戦は黒天慶久号が判定勝ち
特別戦は作田正吉号・封切特別戦は力戦力みなみが勝利
お盆入り二日目となり、空港や港での帰省の賑わいも一段落した14日、地元の闘牛ファンや家族連れの帰省客で場内は徐々に埋まり、大会開始時刻には連日の猛暑と闘牛ファンの熱気に包まれた。
ファン期待の封切特別戦は、期待に違わぬ好取り組みとなり、勝機を脱がさぬ攻めで力戦力みなみが4連勝目を飾り、特別戦では序盤攻められながらも後半形成が変わりだすと、マスミサイルが戦列を離れ作田正吉号が2連勝。
稽古での評判から金星も期待されたジェイソンFが黒天慶久号に挑んだ横綱戦だが、十分な戦意が見られず、相手に乗ろうとすること3回で黒天慶久号判定勝ちが告げられた。
オープニングを飾った亀津南区舞遊会の皆さんによるエイサー
【大会結果】
〔横綱○黒天慶久号vsジェイソンF(対戦タイム:13分53秒)
体躯の恵まれたジェイソンFが黒天慶久号を苦しめることができるか注目された対戦だが、自ら仕掛けることができないジェイソンF。対する黒天慶久号も、これまでの対戦内容が示す通り相手の技をある程度受けてから力を入れだすタイプだけに、両牛角を合わせては離れて見合う状況が続き、場内からは引き分けを求める拍手も出だす。
対戦開始から5分余り過ぎたところで上に乗ったジェイソンFに業を煮やしたのか、黒天慶久号が一度目の押し込み。中央に回りこんだ所を、再び角カケからの腹取りで相手を柵に貼り付け勝負ありかと思われたが、ジェイソンFはそのまま角を合わせ対戦続行。人にきつい(向かう)として、ジェイソンFの鼻綱を左右から勢子2名で取っていることが余計に勝敗を分かりにくくした。向き合いはしたものの横から回り込むと、上に乗ること2回。トータル3回でジェイソンFの反則負が告げられた。
勝ちはしたものの黒天慶久号の評価は上がらない対戦結果となった。
横綱戦を判定勝ちで制した黒天慶久号
〔特別マスミサイルvs作田正吉号○(対戦タイム:14分23秒、殊勲賞)
見た目の判断だが、体を絞ってきたマスミサイルと体重を十分に乗せてきた作田正吉号の明暗がはっきり分かれた対戦だった。
得意の速攻で攻め、戦開始から10分余りはマスミサイルのペース。だが、一気に相手を柵に張り付けるまで行かず、勝機を掴み損ねた。
対する作田正吉号は要所要所で踏ん張り、チャンスを狙う様子。13分余りが過ぎ攻める力が弱まったマスミサイルが仕掛けてきた所で、作田正吉号のワリ・ツキが決まると一気に形勢逆転。
前に出ようと圧力を掛けたところで、マスミサイルがいきなり戦列を離れ勝負あり!名うての若手牛に連勝。デビュー戦の不戦敗が何だったのか?と思われる実力振りを発揮し作田正吉号が勝ち星を重ねた。
〔封切特別戦○力戦力みなみvs賢士トガイ(対戦タイム:5分04秒、敢闘賞)
互いに800kg〜700kg台の軽量級ながら、今大会で最も注目された対戦。3連勝と正に波に乗る力戦力みなみに対し、一度の取りこぼしはあるものの、長い立ち角を生かしたツキ技を得意とし、このクラスでも十分な実力を誇る賢士トガイ。
予想とは逆に、がっぷり四つに組むと掛け押しで攻める賢士トガイ。首を曲げられながらも前で裁き、相手のペースにさせまいとする力戦力みなみ。対戦開始から3分余り、角カケを外した所で一気に速攻を決めようとする力戦力みなみだが、切り返して踏ん張り、角カケで相手の攻めを封じようとする賢士トガイ。
間もなく5分という所で、再び角カケを外し懐に飛び込む力戦力みなみ。相手を横向きにさせ、そのまま柵に張り付けると賢士トガイは敗走。
力戦力みなみは、取り口の巧さと勝機を逃さぬ攻めで評価を高め、見事4連勝目を飾った。
※各対戦写真は「会員コーナー」にて掲載しておます。

平成16年夏大会 6月26日同結果 8月8日結果 8月14日結果

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