ゴールデンウイーク闘牛大会開幕
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本日、4月25日待ちに待ったゴールデンウイーク闘牛大会が開幕した。
本格的な連休入り前と言う事で、帰省などの観光客はまばらだったが、地元の闘牛ファンで場内は熱気に包まれ、全10番組(対戦取消1番組を含む)を満喫した。
特に、今大会の目玉と言える横綱戦・大横綱戦は予想以上の激戦となり、手に汗握る大型牛の攻防に場内は沸き返り、闘牛ならではの醍醐味を堪能した。 |
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【大会結果】 |
〔大横綱戦〕天城57年生 高田部屋vs大バチ |
対戦開始から、高田部屋が角カケで圧倒。左右からのカケては押し込んで行く。対する大バチはツキ・ワリで形成逆転を狙い、タイミング良くワリが決まり有効打になったかに見えたが、高田部屋は怯む事無く、角カケで攻め込む。たまらず横についてその技を凌ぎ、懐に飛び込みたい大バチ。二度目までは柵際で踏ん張り回りこんだ大バチだが、三度目のつカケ押しからの腹取りが決まると止む無く敗走。
終止得意技で攻め続けた高田部屋が大横綱戦を制し、4連勝目を飾った。 |
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角カケで大バチを圧倒し、4連勝とした昭和57年生高田部屋(天龍狼)
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〔横綱戦〕清原白虎vs福田喜和道2号 |
対戦開始早々から、清原白虎が得意の速攻で懐に飛び込み、徳之島初場所の福田喜和道2号を柵際まで押し込む展開が二度にわたって続いたが、柵に詰まる前に回りこむ福田喜和道2号。今度は道具(角)を有効に使い清原白虎の角の根元にダメージを与える。
まもなく8分というところで、その痛みに耐え切れなくなった清原白虎戦列を離れると、福田喜和道2号が追い討ちも決め、勝負あり。前評判通りの力を発揮して、福田喜和道2号が徳之島デビュー戦を飾った。 |
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道具を生かしたツキ技で勝利し、徳之島デビュー戦を飾った福田喜和道2号
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