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横綱戦は嵐気流英樹号！
常勝 幸与名栄号、怒涛の12連勝！ |
| 4月29日北区公民館落成記念闘牛大会が開催された。 海開きなどの祝日を利用した例年の行事と重なったが、久振りの北区青年団主催の大会と言う事で、日頃は闘牛観戦の機会も少ないも地元民も多数訪れ、力の拮抗した同士の攻防となった全11番組を満喫した。 両牛舌出しとなりながらもまった退かないという展開で、1時間以上に渡る長期戦、20分を超える闘いが半分以上となり、全取組みが終了するまで5時間を経過したが、力のこもった技の応酬は観客を大いに満足させた。今大会注目された横綱戦は、嵐気流英樹号がこれまで出場した中でもベストと言える闘い振りを見せ、体重差をものともしない道具を生かした技の切れで圧倒。幸与名栄号は、連戦連勝の勢いそのままパワーとスピード溢れる闘いで観客を魅了し、12連勝目を飾った。 |
| 〔横綱戦〕嵐気流英樹号vs周延花形 | ||||
| 序盤のもみ合いからツキ・ワリの応酬。下角の取り合いとなり、先に攻め込んだのは、嵐気流英樹号。 そこは、重い腰を生かし残す周延花形という展開。 20分を過ぎたあたりから両牛の攻防が激しくなり、嵐気流英樹号が角カケでねじ込みながら一発目の腹取り。 ここは、周延花形回り込んで対峙し得意の粘りを見せるかと思われたが、一呼吸置くと、嵐気流が再び怒涛の押し込みで腹取りを決めると勝負あり。 対戦終了後も呼吸が乱れない嵐気流英樹号の底力を披露した一戦となった。 |
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| 〔指名特別戦〕幸与名栄号vs朝木花形 | ||||
| 両牛の激しい攻防に場内は熱気に包まれた。 先に仕掛けたのは幸与名栄号。対戦開始間も無くから、得意の速攻で朝木花形を柵に向かって押し込む。 対する朝木花形は下から跳ね上げて切り返し、場所中央に持ち込むみ逆に攻め込む。両牛の技の応酬は20分過ぎまで続き、時間が経つにつれ、朝木花形が横に付いて持ちこたえようとする場面が見られるようになる。 両牛の呼吸も激しくなってきた矢先、幸与名栄号のワリが見事に相手のマキ（眉間）を捕らえると、朝木花形は舌出しとなり、じりじり後退。すかさず幸与名栄号が速攻からの腹取りを決めると、朝木花形が敗走。ベテラン対決を制し、見事12連勝目を飾った。 |
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