闘牛大会情報
闘牛トピックス
(株)コウダ技電創立25周年記念闘牛大会〜ミニ軽量級優勝旗争奪戦〜
(平成22年5月3日現在
日 時:平成22年5月3日(月・祝)午前10時開始予定
場 所:伊藤観光ドーム(徳之島町亀津)
主 催:(株)コウダ技電
後 援:若虎友人会
入場料:大人3,000円(高校生)、小人1,000円(中学生)、小学生以下無料
勝敗 地 区 東   方 番 付 西   方 地 区 勝敗 対戦タイム
コウダ技電龍王丸
(元全島一横綱、牛主:幸田勉、5勝2敗)
横綱 亀山工業若力
(牛主:亀山陽一、3連勝)
昭和40年生
闘将美龍
(元沖縄 宇良部富士、牛主:花徳青年団)
大関 CLUB国
鹿児島
松山兄弟号
(2勝1敗)
関脇 朝戸大砲一志号
(牛主:勇元寛重、1勝)
中山獅童
特別 しゅうけんトガイ
(牛主:しゅうと・けんと)
チャンピオン
突撃TSチワワ
(牛主:白山哲也、沖縄含む9勝1敗)
ミニ軽量級
優勝旗
争奪戦
チャレンジャー
猪若清獣王
(元二代目百獣王、牛主:盛本学、4勝1敗
当原戦士栄号
(牛主:東栄光、1勝)
特別 大沢康誠号
(牛主:大沢晴也)
井之川
鉄腕アトム波田兄弟
(牛主:波田宝和、1勝)
花形 闘龍武将
(牛主:吉田友也・友樹)
目手久 がんばるぞ!!WAI WAI
(牛主:T・T)
花形 アキラジュニア
(牛主:久保 誠)
祝入学 大翔
虎虎大翔
(調教師:伊織・大晟、2連勝)
封切特別 剛剣鬼丸
(牛主:清原輝俊、1勝)
ミニ軽量級
優勝旗
争奪戦
コウダ技電龍王丸
(元全島一横綱、牛主:幸田勉、5勝2敗)
亀山工業若力
(牛主:亀山陽一、3連勝)

ミニ軽量級
優勝旗
争奪戦
チャンピオン
突撃TSチワワ
(牛主:白山哲也、沖縄含む9勝1敗)
チャレンジャー
猪若清獣王
(元二代目百獣王、牛主:盛本学、4勝1敗

封切特別
祝入学 大翔
虎虎大翔
(調教師:伊織・大晟、2連勝)
剛剣鬼丸
(牛主:清原輝俊、1勝)
【大会の見所】
徳之島町亀津出身の幸田勉氏が経営する?コウダ技電の25周年に華を添えようと、地元の親しい友人や後輩の有志が協力して開催する。円熟味を増したベテラン対勢いに乗る若手や中堅の対戦となった、横綱戦とミニ軽量級優勝旗争奪戦。初場所牛同士の取り組みから人気実力牛同士の対戦と、今後の闘牛界を担うであろうと思わる闘牛も多く出場し、闘牛ファンを唸らせる攻防が堪能できる大会と期待される。

〈横綱戦〉コウダ技電龍王丸vs亀山工業若力
元全島一横綱「コウダ技電龍王丸」は、今年正月の大会で、沖縄の豊富な戦歴を持ち体重で上回る相手に苦しめられながらも、20分の長期戦を制し復帰戦を飾った。2008年5月の全島大会では、沖縄と徳之島を又にかけて活躍した名牛「大福環境開発1号」(八重山酋長)に勝利し全島一優勝旗を獲得。同年10月の全島大会での防衛は果たせなかったが、昨年5月、現全島一横綱・徳之島台風に挑戦。11分にわたる攻防を繰り広げ、チャンピオンを苦しめた。
対する「亀山工業若力」は、2008年10月の大会でデビュー戦を飾った。翌年正月は、体重と戦歴で上回る大型牛との対戦に勝利。今年正月の大会では、相手の大きな角と体重差に柵まで持って行かれ張り付けになりながらも戦列に戻り、7分不弱で勝ち星をもぎ取った。
これまでの対戦を見る限り、亀山工業若力はスロースターターという感は拭えない。徐々にエンジンをかけて行くタイプであり、ベテランのコウダ技電龍王丸が得意の角掛けで相手の首を捻じ曲げ、一気に柵に向かって走りこめば、左右どちらに回り込もうとしても決して逃しはしないはずだ。そのまま追い突きを決め、短期戦で勝敗を決することもあり得る。逆に、対戦早々から龍王丸が本気になるなら、その実力を認めたという事。亀山工業若力が広いドームのリングを使って回り込みながら、相手の眉間や角の根元にダメージを与え続ければ勝機も見えてこよう。
勢いに乗る若手を打ち砕き、元全島一のプライドを見せつけたいコウダ技電龍王丸。亀山工業若力は、この試練を乗り越えてこそ、悲願の全島一優勝旗との距離も一気に縮まる。横綱戦に相応しい、迫力満点の大型牛の激突が展開されそうだ。

〈ミニ軽量級優勝旗争奪戦〉突撃TSチワワvs猪若清獣王
闘牛ファン期待の取り組みが、今大会でついに実現した。チャンピオン「突撃TSチワワ」は、沖縄から移籍し「突撃チワワ」として2005年10月の大会で勝利。それからの3連勝は、全て3賞を受賞している。2008年正月、念願のミニ軽量級優勝旗に挑戦し、13分48秒で勝利し優勝旗を獲得。その後、現牛主にトレードされて現在の名前に改め、昨年正月と8月の2度のタイトル防衛に成功した。ワリ・カケ・速攻の三拍子が揃った技牛だが、相手の出方を見ながら徐々に自分のペースに持っていくタイプでもある。
チャレンジャー「猪若清獣王」は、 「二代目百獣王」として2007年10月の大会でデビュー。翌年正月の大会で2連勝と勝ち星を伸ばしたが、「新将天山」として挑んだ同年5月の3戦目で惜敗。昨年正月の大会で復帰戦を飾ると、GW大会では得意とする相手のツキ技を封じて短期戦で勝利し、満を持してのミニ軽量級優勝旗挑戦を果たした。ツキ・カケからの速攻を得意とし、場所数を踏むごとに戦力が増している。
突撃TSチワワは長さで上回る角を生かした角カケで圧力をかけ続け、相手の体力を奪えば勝ちパターンだ。自分のペースに持ち込み足下が軽くなった所を見計らい、腹取り速攻を決めたい。対する猪若清獣王は、キャリアで上回るチャンピオンに勝つために首力と体力で上回ることが必要。小刻みにツキ技を繰り出して前に出て、ダメージを与えて早めに相手のスタミナを奪いたい。相手の術中にはまる前に、持てる実力をいかんなく発揮すれば有利な展開に持ち込めそうだ。
チャンピオンが3度目のタイトル防衛を果たすか、チャレンジャーが勝利し世代交代を見せつけるか、ミニ軽量級ならではのスピーディーな技の応酬に期待が集まる。

〈封切特別〉虎虎大翔vs剛剣鬼丸
昨年から今年の大会で初陣を飾り、今後の活躍が期待される若手牛同士の対戦だ。
「虎虎大翔」は、デビュー戦は相手に戦意が無く不戦勝。若手実力牛同士の対戦となった正月の大会では、20分余りの長期戦にもつれ込みながらも、前評判通りの力を発揮して2連勝目を飾った。
対する剛剣鬼丸は、正月の大会で年齢とキャリアで上回る相手に、初陣とは思えぬ落ち着いた取り口で勝利し殊勲賞を獲得。闘牛通を唸らせ評価を高めた。
力の拮抗した両牛だけに、短期戦で勝敗が決するとは考えにくい。互いにツキ・カケ・速攻を見舞い合う、がっぷり四つの見ごたえ十分な攻防が予想される。リングをいっぱいに使う激しい技の応酬で闘牛ファンを沸かし、得意の長期戦に持ち込みたい虎虎大翔。相手の策に乗ることなく、隙を見つけて一気に勝負を決めたい剛剣鬼丸。闘牛で「弱み」と言われる隙をどちらが先に見せるかで、勝敗の行方が決まりそうだ。
どちらが勝ち星を伸ばすことができるか、速攻とツキ・カケの応酬による激しい攻防が見ものだ。


闘牛大会日程・結果
平成22年
Gw大会
5月2日大会
全島一大会
5月3日 5月4日大会
同結果 同結果 同結果

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