場 所：平土野闘牛場（天城町平土野）
主 催：天城町闘牛協会・天城同志会
後 援：徳之島闘牛連合会
入場料：大人3,000円（高校生）、小人1,000円（中学生）、小学生以下無料
| 勝敗 | 地 区 | 東 方 | 番 付 | 西 方 | 地 区 | 勝敗 | 対戦タイム |
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大阪 |
亀山工業若力 （牛主：亀山陽一、5連勝） |
中量級 優勝旗 争奪戦 |
朝戸大砲一志号 （牛主：勇元寛重、3連勝） |
伊仙 |
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手々 |
九紋龍 （牛主：林山 忍、3勝1敗） |
大関 | 悠人パンダ （牛主：牧山悠人） |
徳和瀬 | |
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平土野 | 信☆千代 （牛主：実村信二・千代子、6連勝） |
指名特別 | 柊斗赤猿 （2連勝） |
轟木 |
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喜念 |
闘魂夢之助 （沖縄含む6勝1敗1分け） |
ミニ軽量級 優勝旗 争奪戦 |
突撃（学）神龍 （牛主：神龍会、沖縄含む6連勝） |
母間 |
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浅間 |
祝入学二等兵 |
特別 | y.m☆ナンデン （牛主：大原ファミリー） |
亀津 |
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検福 |
一撃パンダ望美号 （牛主：名古光一） |
特別 | ターチリ樹龍 （牛主：西松哲弘） |
平土野 | |
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花徳 |
ひろたくだいまほう 大拓（大）茉宝 （牛主：里田竹彦） |
特別 | 西阿木名一撃 |
西 阿木名 |
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| 優勝旗返納・あいさつ |
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亀津 |
大樹 （牛主：大山ファミリー） |
若手特別 | 闘輝会Ryo |
天城 |
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鹿児島 | ぼくらのうしさん （牛主：やすお） |
花形 | 西松兄弟 |
天城 |
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天城 |
天城若手No.1 健勝Jr. （牛主：文田五十一、デビュー戦） |
封切特別 | 亀津若手No.1 コウダ技電ラッキーパンダ （牛主：幸田 勉、デビュー戦） |
埼玉 |
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中量級
優勝旗 争奪戦 |
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亀山工業若力
（牛主：亀山陽一、5連勝） |
朝戸大砲一志号
（牛主：勇元寛重、3連勝） |
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指名特別
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信☆千代
（牛主：実村信二・千代子、6連勝） |
柊斗赤猿
（2連勝） |
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ミニ軽量級
優勝旗 争奪戦 |
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闘魂夢之助
（沖縄含む6勝1敗1分け） |
突撃（学）神龍
（牛主：神龍会、沖縄含む6連勝） |
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封切特別
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健勝Jr.
（牛主：文田五十一、デビュー戦） |
コウダ技電ラッキーパンダ
（牛主：幸田 勉、デビュー戦） |
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【大会の見所】
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| 今回、全島一優勝旗に挑戦する「基山大宝」の優勝旗返納にともなう中量級優勝旗争奪戦。1月の大会でミニ軽量級優勝旗を獲得した「富士王」の優勝旗返納による、同優勝旗争奪戦の2大タイトルマッチに加え、ベテランから中堅の連勝牛や今後の活躍が期待される若手牛が多く出場する大会となっている。 |
| 〈中量級優勝旗争奪戦〉亀山工業若力vs朝戸大砲一志号 |
| 「亀山工業若力」は、2008年10月の大会でデビュー戦を飾り、連戦連勝。昨年5月は、元全島一横綱「コウダ技電龍王丸」との大勝負に勝利し、9月には沖縄で戦歴を積み上げてきたベテラン牛との対戦を制して無傷の5連勝の戦歴を誇る。「朝戸大砲一志号」は、昨年正月の大会でデビュー戦を飾った。5月には戦歴で上回る相手から勝ち星をもぎ取り、10月の全島一大会で17分の熱戦を制して一年間で3連勝を挙げ、満を持しての中量級挑戦が実現した。これまでの対戦を見る限り、両牛とも徐々にエンジンをかけて行くタイプであり、短期戦で勝敗が決するとは考えにくく、中・長期戦となることが見込まれる。両牛のオーナーは、ベストコンディションで挑むのは間違いないであろうが、牛の仕上がり具合が影響を与えそうだ。亀山工業若力としては、スピーディーに動ける体重で臨むのがベストであろう。正にボクシングのジャブの様に、フットワーク良く動きながら相手にツキ技とワリ技を見舞い、足下が軽くなったところを見計らって速攻を決めたい。対する、朝戸大砲一志号は体重で上回る状態で対戦に持ち込むのが理想だ。角カケで相手の技を封じ、じわじわと前に出て圧力をかけたい。慌てずに攻めることで敵の逃げ道をどんどん狭くすることが出来るだろう。両牛のオーナーにとって悲願の優勝旗挑戦であり、応援団のすさまじい熱気が両牛の攻防を後押しするのは間違いない。優勝旗争奪戦に相応しい、迫力満点の大型牛の激突が見込まれる。 |
| 〈指名特別戦〉信☆千代vs柊斗赤猿 |
| 「信☆千代」は、2006年5月の大会で初陣を飾ると、毎年コンスタントに出場し勝ち星を重ねもっか6連勝中。デビュー戦こそ28秒の短期戦で勝利したが、主に10分台の中期戦を得意とする。素人目に派手さはないが、相手のすきを見逃さない勝負どころの集中力は抜群だ。「柊斗赤猿」は、沖縄で戦歴を重ね徳之島に移籍。昨年5月の大会で、「上岡赤猿」として徳之島デビュー戦に勝利し、今年1月の大会から柊斗赤猿として出場すると、11分に渡る激戦を制し技能賞を獲得した。ツキ技を見舞いながらガンガン前に出る荒武者だ。互いに連勝で波に乗っており、キャリアと年齢で上回る信☆千代は、得意の中・長期戦に持ち込もうとするだろう。序盤は相手の出方を見ながら、闘牛場のリングを目いっぱい使って回り込んで距離を保ち、相手のツキ技によるダメージを最小限に抑え勝機を待ちたい。一方の柊斗赤猿は、対戦開始と同時にどんどん攻め立てるのが理想だ。相手に付け入る隙を与えず、ツキやワリ技を見舞いながら突進し、角カケに持ち込もうとするなら下から思いっきり跳ね返したい。短期戦で決したい柊斗赤猿に対し、相手のスタミナ切れを狙う信☆千代。闘牛ならではの勝利に対する執着心が勝敗を決しそうだ。目の離せぬ激しい攻防が繰り広げられるであろう。 |
| 〈ミニ軽量級優勝旗争奪戦〉闘魂夢之助vs突撃（学）神龍 |
| 闘牛ファンお馴染みのベテラン牛「闘魂夢之助」と1月の徳之島デビュー戦を得意のツキ技で華々しく飾った「突撃（学）神龍」が、ミニ軽量級の優勝旗をかけて激突する。闘魂夢之は、2006年1月の初場所を引き分けたものの、その後は沖縄遠征を含み無傷の6連勝を遂げた。やや後ろ向きのボーヌ角を巧みに使って敵の技をしのぎながら巧みに回り込み、勝機を見逃さない集中力の高さで相手を打ち砕く。20分を上回る長期戦を制してきた。突撃（学）神龍は、沖縄で5連勝の実績を挙げ徳之島入りした若手のホープ。短めで鋭角ないわゆる「ガン角」で、相手を血祭りに上げて敗走させる荒技士だ。前回は、13分余りの激しい攻防を繰り広げながらも惜敗した闘魂夢之助だが、休養十分で臨む悲願の優勝旗争奪戦に、キャリアの差を見せつけ何としても勝利したいところ。慌てることなく、角カケでしのぎながら相手のスタミナを徐々に奪う戦歩に持ち込みたい。対する突撃（学）神龍は、経験豊富な相手のペースになる前に勝敗を決したいものと思われる。ツキやワリ技を真っ向から見舞い慌てさせることで、勝機も見えてくるはずだ。10分以内の短期戦で、突撃（学）神龍が勢いそのままに勝ち星を上げるか、キャリアの差を見せつけ、20分前後の長期戦で闘魂夢之助が返り討ちに合わせるか。時間が経つのを忘れさせる激しい攻防が、会場をヒートアップさせるであろう。 |