闘牛大会情報
闘牛トピックス
重量級優勝旗決定戦
(平成23年5月5日現在
日 時:平成23年5月5日(木・祝)午前9時30分開始
場 所:東目手久闘牛場(伊仙町東目手久)
主 催:徳之島ドルフィンズOB会
後 援:株式会社 ロータスクラフト
入場料:大人3,000円(高校生)、小人1,000円(中学生)、小学生以下無料
新重量級
優勝旗
決定戦
戦闘チャネル
(戦闘シャネル5男、牛主:篠原真人)

(牛主:森 秀彦)

大型特別
虎虎大翔
(牛主:大翔、小学2年生)
当原戦士栄号
(牛主:東栄光)

県対抗
小鉄戦
コウメ小鉄
(元常勝ヒデ小鉄)
琉球小鉄
(牛主:平良光茂、古堅闘牛組合)

指名特別
千茶名天一
(牛主:上木武蔵、1勝)
梵天丸和己号
(1勝)

封切特別
千裕畜産光龍
(牛主:千裕畜産)
突撃小白虎
(牛主:前田清仁)
【大会の見所】
徳之島ドルフィンズOBが主催する恒例の闘牛大会が、今年は「子どもの日」に開かれる。今後の徳之島闘牛界を担っていくであろう、若手から中堅クラスの牛が多く出場する楽しみな大会となっている。

〈新重量級優勝旗決定戦〉戦闘チャネルvs白宝
闘牛ファン垂涎の一戦が、GW大会結びの一番でついに実現した。
「戦闘チャネル」は、沖縄全島一横綱として名を馳せた「戦闘シャネル」の5番目の牡牛として伊仙町崎原の基山闘牛生産牧場で生まれ、「基山大宝」の弟分にあたり現在6歳半。2009年5月のデビュー戦では、18分に渡りツキ技の応酬を繰り広げた末に惜敗はしたものの、顔面を真っ赤に染めての闘いぶりは大いに評価された。昨年5月の全島一大会で勝利し、今大会が3戦目だ。
「白宝」は、沖縄本島産の7歳。今回が2場所目ではあるが、08年4月末の大会で見事な速攻を見せつけ、2分弱で前評判の高い相手に勝利し、一気に評価を高めた。ツキ、カケ、速攻の3拍子が揃った技牛として知られる。
この対戦の一番の見所は、ツキ技の応酬に尽きるであろう。序盤は互いに相手の出方を見るような攻防が展開されるだろうが、どちらかが勢いよくツキ技を見舞えば、「お返し」とばかりにツキ返すことになり、真っ向勝負の打ち合いになるはずだ。
突き合いの応酬を決するのは、勝利に対する執念であり、先に闘争心を失えば敗走せざるを得ない。鮮烈極まる一番を制するのはどちらか。両牛の真の実力が発揮される一番となることは間違いない。

〈大型特別戦〉虎虎大翔vs当原戦士栄号
「虎虎大翔」は、2009年6月の大会でデビューし、昨年1月の大会で若手実力同士の対戦を20分余りの長期戦で制し、成人杯優勝旗を獲得した。同年5月の大会で勝利し、3連勝と勝ち星を伸ばしたが、昨年10月の大会で惜敗し、今大会で実力ぶりを披露したいところ。徳之島産の5歳半で、得意技は速攻だ。
「当原戦士栄号」は、09年1月の全島一大会で初戦を飾り、昨年5月の大会で勝利し勝ち星を伸ばした。今年1月の大会で惜敗したものの、今回に健在ぶりを見せつけたい。沖縄本島産の6歳で、カケ、ツキからの速攻を得意とする。
対戦開始早々、一気に攻め立てたいのが虎虎大翔であろう。角カケに入られないよう下角を取り、鼻を使ってすくい上げながら懐に飛び込み、相手を敗走させたい
対する当原戦士栄号は、柵に詰まることなく回り込みながら、攻め疲れが出てくれば勝機到来だ。左右からの角カケで速攻を封じ、腹取り速攻を決めたい。
速攻と角カケという相反する技を得意とするだけに、闘牛場の状態も勝敗に影響を与えそうだ。一般的に砂地が浅く土が固ければ、速攻牛に有利とされ、砂地が深く柔らかい場合は、守りに有利といわれる。どちらが復帰戦を飾ることができるか。大型特別戦に相応しい、速攻と角カケとの応酬による激しい攻防が見ものだ。

〈封切特別戦〉千裕畜産光龍vs突撃小白虎
「千裕畜産光龍」は、「海宝丸」として出場した2009年5月大会のデビュー戦こそ惜敗したものの、昨年9月と今年1月の大会で勝利し、現在連勝中。角カケからの速攻を得意とする、沖縄本島産の7歳牛だ。
「突撃小虎」は、同じく沖縄本島産の7歳。09年5月の大会で35分に渡る激しい攻防を繰り広げながら惜しくは敗れたものの、昨年1月の大会で、50分を超える熱戦を繰り広げた末に、勝ち星をもぎ取った。その闘いぶりと不屈の闘志は、高く評価されている。
千裕畜産光龍としては、何としても長期戦になるのは避け、なるべく10分以内で勝負を決めたいものと思われる。左右からの角カケで相手の動きを封じ、徐々に前に出て圧力をかけたい。そのまま横向きにさせて腹取りを見舞い、追い突きも決めて勝負ありとしたいはずだ。
対する突撃小虎は、慌てず焦らず闘う事が肝要だ。ツキ技やワリ技に対して応酬しながら、角カケに対しては逆にカケ返して、懐に飛び込まれるのを防ぐことが出来れば、得意のペースに持ち込める。
互いに角カケからの速攻を得意としているだけに、タイミング良く技に入ることが出来れば、予想外の短期戦となることもあり得る。例え、中・長期戦になっても、砂塵を巻き上げての激しい攻防が繰り広げられ目の離すことが出来ないはずだ。軽量クラス闘牛ならではのだいご味を見せつけてくれるであろう。


闘牛大会日程・結果
平成23年
GW大会
5月1日大会 5月3日大会
中量・ミニ軽量
5月4日大会
全島一・軽量
5月5日大会 5月24日大会
同結果 同結果 同結果 同結果 同結果

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