闘牛大会情報
闘牛トピックス
第一回全島一・軽量級Wタイトルマッチ〜優勝旗争奪大闘牛大会〜
(平成23年4月30日現在
日 時:平成23年5月4日(水・祝)午前10時開始
場 所:東目手久闘牛場(伊仙町東目手久)
主 催:伊仙町闘牛協会東部支部
後 援:徳之島闘牛連合会
入場料:大人3,000円(高校生)、小人1,000円(中学生)、小学生以下無料
勝敗 地 区 東   方 番 付 西   方 地 区 勝敗 対戦タイム
チャンピオン
ゴウキ花形
(元沖縄 あかり花形、牛主:盛英樹、沖縄含む8連勝)
全島一
優勝旗
争奪戦
チャレンジャー
基山大宝
(牛主:基山初男、7連勝)
チャンピオン
綾音無双レイア号
(元沖縄 大嵩写真スタジオ、沖縄含む13勝2敗1分け)
軽量級
優勝旗
争奪戦
チャレンジャー
竿津脇キング
(元沖縄キング、牛主:上田・政、沖縄含む5連勝)
目手久 清原花形
(牛主:清原一郎、1勝)
大型特別 竜翔希竜
来寿・紅ちゃん
(牛主:竜翔グループ)
岩下バイソン
(5勝1分け)
特別
目手久
特別 中村牧場商事白龍
(牛主:中村牧場商事、牛売ります買います)
阿権青年団いおり
(1勝)
指名特別 友伸兄弟モア
(牛主:直樹と篤伸幸太)
パンダファミリー

(牛主:永田義仁、1勝)
特別 天翔パンダー
(牛主:カツ&翔)
八重山
優勝旗返納・あいさつ
マルゲン一撃
(牛主:元田大雅・大勇・蓮太)
若手特別 琉誠大力
与那国
花形
つばさ丸
封切特番 突撃坊小
(牛主:吉田・武島)
全島一
優勝旗
争奪戦
チャンピオン
ゴウキ花形
(元沖縄 あかり花形、牛主:盛英樹、沖縄含む8連勝)
チャレンジャー
基山大宝
(牛主:基山初男、7連勝)

軽量級
優勝旗
争奪戦
チャンピオン
綾音無双レイア号
(元沖縄 大嵩写真スタジオ、沖縄含む13勝2敗1分け)
チャレンジャー
竿津脇キング
(元沖縄キング、牛主:上田・政、沖縄含む5連勝)

大型特別
清原花形
(牛主:清原一郎、1勝)
竜翔希竜
来寿・紅ちゃん
(牛主:竜翔グループ)
【大会の見所】
全島一チャンピオン「ゴウキ花形」の二度目のタイトルを防衛をするか、「綾音無双レイア号」が初防衛を果たすのか、優勝旗の行方に大いに注目が集まる。また、軽量から重量級で今後の闘牛界を担う若手が多く出場する大会となっている。

〈全島一優勝旗争奪戦〉ゴウキ花形vs基山大宝
闘牛ファン必見のドリームマッチが遂に実現した。昨年10月の全島一大会で悲願の優勝旗を獲得した、チャンピオン「ゴウキ花形」。20分を上回る攻防を繰り広げ、互いに舌出しとなりながらも闘争心を失わず攻め続けた一戦は、闘牛ファンの脳裏に鮮明に刻まれている。
「あかり花形」として2007年7月に沖縄の具志川大会でデビュー。09年1月から11月までの4大会で全勝。万全の角カケで相手を柵際に押し込み敗走させる前評判通りの実力を見せつけ、1分半〜5分以内で勝ちこんできた。昨年1月の大会で徳之島移籍デビュー戦を飾った。
「基山大宝」は、沖縄全島一横綱として名を馳せた「戦闘シャネル」の3番目の牡牛として伊仙町崎原の基山闘牛生産牧場で生まれた。09年10月の全島一大会で、地元生え抜き初の中量級王座に就くと、昨年1月から今年1月の全島一大会まで4度のタイトル防衛に成功した。圧倒的強さ故に挑戦牛不在となり中量級優勝旗を返納、今大会での全島一挑戦を決断した。
先に入場し、十分な仕切りをこなして待ち構えるゴウキ花形に、応援団の声援を受けながらゆっくりと場内に入る基山大宝。しばらくは、互いの体を見せつけてのにらみ合いが続くであろう。静寂に包まれた会場内で、ゆっくりと角を合わせる両牛。と同時に、基山大宝が怒涛の攻めを見せ、応援団の声援と太鼓が鳴り響き、観客のボルテージが一気にヒートアップするものと思われる。
ここで、ゴウキ花形が得意の角カケで相手の突進を止めることが出来るかどうかが、最初のポイント。50〜100kgは上回ると予想される体重差を生かして圧力をかけ、「これまでと勝手が違う」と思いこませられれば、形勢は逆転だ。角のリーチ差を生かして敵の首を捻じ曲げ、どんどん前に進んで退路を無くし、全島一横綱のプライドを見せつけたい。
もちろん、基山大宝も「そうはさせじ」と下角を狙いに行くはずだ。左右から相手の角を跳ね上げ、角カケに入らせまいとするだろう。そのまま、スピードは闘牛界随一とも呼ばれる“爆弾速攻”を決め、勝利の凱歌を上げたい。
注目すべきは、ゴウキ花形の角カケは歴戦に勝利し続け、全島一優勝旗の奪取を実現した正に伝家の宝刀。それを決められる前に、基山大宝が破壊力抜群の速攻を見舞うことができるかだ。全島一優勝旗争奪戦に相応しい、1トンを上回る大型牛の迫力溢れる激突で場内が熱気に包まれるのは必至であり、闘牛史に刻まれる激戦が展開されるであろう。全島一優勝旗の行方や如何に。

〈軽量級優勝旗争奪戦〉綾音無双レイア号vs竿津脇キング
「綾音無双レイア号」は沖縄で「大嵩写真スタジオ号」として活躍し、12勝2敗1分けの戦歴を誇る。ツキとワリ技を得意とし、30分近い長期戦もこなす持久力を持ちながら、フェイント気味に相手の横から飛び込み一気に勝負を決めるなど、状況判断は巧みだ。今1月の大会で決定戦を制し、悲願の軽量級王座に就いた。
「竿津脇トシキング」は、沖縄で「キング」として2連勝の実績を上げて徳之島入り。2008年5月の大会で「竿津脇キング」として初場所を飾ると、勝ち星を重ね続け5連勝と勢いに乗っている。角カケを得意とし、攻守のバランスは抜群だ。
序盤は、互いに相手の出方を見ながらツキやワリ技を繰り出すジャブの応酬になると思われるが、先に仕掛けるのは、竿津脇キングであろう。カウンター気味に勢いよくワリ技を見舞い、相手がひるんだ隙に得意の角カケに持ち込み、そのままリングサイドに向かって一直進だ。左右に回り込ませることなく、押し込めるかどうかが勝敗の行方を左右する。
対する綾音無双レイア号は、落ち着いて相手の技を切り返すことができれば、必然的に勝機も生まれてくる。柵際に詰まることなく回り込みながらスタミナを奪い、徐々にエンジンをかけてツキやワリ技をヒットさせるのが必勝パターンだ。
歴戦の勇者とも言える両牛だけに、短期戦で勝負が決するとは考えにくく、がっぷり四つの見ごたえ十分な攻防が予想される。リングをいっぱいに使う激しい技の応酬で、闘牛ファンを沸かせるであろう。勝利の凱歌を上げるのはどちらか。

〈大型特別戦〉清原花形vs竜翔希竜 来寿・紅ちゃん
伊仙町一の闘牛どころとして知られる目手久地区の「清原花形」と、徳之島町一の闘牛どころとして知られる花徳地区の「竜翔希竜 来寿・紅ちゃん」という、両若手有望牛の対戦だ。
清原花形は、今年1月の大会でデビュー。初場所とは思えぬ落ち着いた取り口を見せ、8分余りで勝利した。岩手県産の5歳で、ツキ、カケ、速攻の三拍子が揃い攻守のバランスは抜群だ。
竜翔希竜 来寿・紅ちゃんは、本場所こそ初陣ではあるが、地元の敬老大会などで闘いぶりを披露してきた。相手の出方をじっくり見て攻めに転じるタイプで、ここぞという時の集中力も高く、地元徳之島産で5歳の期待牛だ。
今後、益々の活躍が期待される両牛だが、本場所で如何なく実力を発揮できるかがカギと思われる。清原花形としては、得意のツキとカケ技を繰り出しながら、隙あらば速攻を決め勝負ありとしたい。
相手の庭とも言える東目手久闘牛場ではあるものの、本番に劣らぬ稽古で鍛えられた力を見せつけたい竜翔希竜 来寿・紅ちゃん。じっくりと敵の技を受け流し、得意の角カケに持ち込めば勝機は見えてくる。
闘牛で「弱み」と言われる隙をどちらが先に見せるかで、勝敗の行方が決まりそうだ。闘牛ファンならずとも見逃せない、素晴らしい闘いが期待される。


闘牛大会日程・結果
平成23年
GW大会
5月1日大会 5月3日大会
中量・ミニ軽量
5月4日大会
全島一・軽量
5月5日大会 5月24日大会
同結果 同結果 同結果 同結果 同結果

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