闘牛大会情報
闘牛トピックス
=平成25年新春闘牛大会日程=
(平成25年1月4日現在

平成4・5年生成人記念闘牛大会年〜成人杯優勝旗争奪戦〜
日 時:平成25年1月1日(火・祝)午後1時開始
場 所:徳之島なくさみ館(東目手久闘牛場:伊仙町東目手久)
主 催:成人生を祝う会
入場料:大人2,500円(高校生以上)、小人1,000円(中学生)、小学生以下無料
※関脇戦開始前に一等賞金10万円のお年玉抽選会が行われます
横綱
戦艦大和天一
(牛主:西部闘牛組合、4連勝)
成人同志会
(元沖縄・大嵩写真館号)

祝 卒業記念
代六鬼兵隊
(元・亀山武熊号)

(牛主:石原龍翔)

成人杯
決定戦

(牛主:東 広)
48年生杏珠小鉄
(牛主:亀津四八同志会)

第6回全島中量級・ミ・祝ニ軽量級優勝旗争奪戦松原大会
日 時:平成25年1月2日(水)午前10時開始
場 所:新松原闘牛場(天城町松原)
主 催:天城町闘牛協会
後 援:徳之島闘牛連合会
入場料:大人3,000円(高校生以上)、小人1,000円(中学生)、小学生以下無料
中量級
優勝旗
争奪戦
チャンピオン

(3連勝)
チャレンジャー
豊島兄弟美勝
(牛主:豊島兄弟、元沖縄あかりパカパカ、沖縄含む3連勝)

ミニ軽量級
優勝旗
争奪戦
チャンピオン
東和技研白岩
(牛主:関西闘牛会、7連勝)
チャレンジャー
Mr.剛力
(牛主:牧園剛弥、5勝1敗)

スペシャルマッチ
闘天ぶちかまし永岡號
(牛主:永岡兄弟、4連勝)
闘将☆マングース
(牛主:政一誠・雄成、4連勝)

封切特別
一心無敵
(2連勝)
賢松雅
(1勝)

第6回全島一・軽量優勝旗争奪戦伊仙町大会
日 時:平成25年1月3日(木・祝)午前10時開始
場 所:徳之島なくさみ館(東目手久闘牛場:伊仙町東目手久)
主 催:伊仙町闘牛協会中部支部
後 援:徳之島闘牛連合会
入場料:大人3,000円(高校生以上)、小人1,000円(中学生)、小学生以下無料
全島一
優勝旗
争奪戦
チャンピオン
基山大宝
(牛主:基山初男、12連勝)
チャレンジャー
ぜんこう建設天龍王
(牛主:前 弘一、2連勝)

軽量級
優勝旗
争奪戦
チャンピオン
優翔大力
(牛主:戦闘牧グループ、沖縄含む11勝1分)
チャレンジャー
岩下バイソン
(牛主:岩下修二・辰夫、8勝1敗1分け)

大型特別
福田環境天空龍
(牛主:福田末男、5連勝)
清剣
(牛主:清則夫、2連勝)

封切特別
大幸
(牛主:玉江雄大、デビュー戦)
輝け☆華那の真龍
(牛主:米田真樹、デビュー戦)

〜基山大宝杯争奪〜新春若手花形オールスター闘牛大会
日 時:平成25年1月4日(金)午前10開始
場 所:伊藤観光ドーム(徳之島町亀津)
主 催:(個人団体)
入場料:大人2,500円(高校生以上)、小人1,000円(中学生)、小学生以下無料
基山大宝
杯争奪
横綱
力斗若虎
(基山闘牛生産牧場生産、3連勝)
保岡大信玄
(基山闘牛生産牧場輩出、牛主:保岡盛満)

関脇
パンダファミリー

(牛主:永田竜八)
大進ゴールド
(牛主:富山 誠)

封切特別

(牛主:常 勝・重田正美)
若手No.1

(牛主:作山 将)

上記3組写真:大会主催者提供

「連勝牛が激突!〜新春闘牛大会いよいよ開幕〜」
待ちに待った新春闘牛大会が2013年元旦に開幕、4日まで連日計4回の大会が予定されている。以前のように、午前と午後に2回の大会が立て続けに開催されることが無いため、大会数が減っている面はあるが、進行具合を気にしながら観戦する必要が無くなった分、各取り組みをじっくり楽しめると言えよう。

新春の全4大会は、若手からベテランまで連勝牛同士の対戦が多く組まれており、星のつぶし合いの激闘を期待する半面、もったいない気もするのが正直なところ。しかし、そのようなサバイバルレースを勝ち上がり頂点を目指すからこそ、北は岩手から南は沖縄まで闘牛を開催している国内6県の各地域の中で、人気・実力とも一番と称されるのではないだろうか。

一方、今年は相次ぐ大型台風の襲来で、基幹作物であるサトウキビが甚大な被害を受け、製糖工場への搬入受け入れ開始が年明けになるなど、地元産業は深刻な打撃を被った。加えて、産業界では経団連などの経済団体が中心となって環太平洋経済連携協定(TPP)の交渉参加を求めるなど、地理的に不利な状況にある離島経済の行方は不透明感を増している。

来年は、奄美群島の日本復帰60周年を迎える節目の年でもあり、戦後の厳しい状況の中で社会基盤を整備し、経済基盤を築き上げた先人の不屈の精神を再考したい。何より、徳之島を奄美群島最大のサトウキビ生産地に押し上げたのは、官民一体となった住民パワーの結集であり、その島民性を顕著に表しているのが闘牛と言える。徳之島の闘牛は、掛け値なしの真剣勝負であり、勝つか負けるかの明暗がはっきりする。ある意味では残酷とも言える現実に直面する覚悟を持ち、どのような状況でも真っ向から立ち向かい、乗り越えて行く勇気を与えてくれるのが闘牛の魅力だ。

そのためにも、国が奄美・琉球諸島を世界自然遺産の候補地として登録を目指している中、闘牛の飼育及び大会観戦のマナーについては改善の余地が大いにある。トレーニングの一環でもある闘牛の散歩が徳之島の風物詩になっており、観光客などに対するインパクトが大きいことは認めるが、路上に糞が散らかったままというのは頂けない。

また、闘牛大会終了後に場内に多くのゴミが散乱するのも同様だ。持ち込んだ物や購入した飲食物は持ち帰るなど、1人1人のマナーが変れば、道路沿いや観光地に見られるゴミのポイ捨ても無くなるはずだ。全国一と言われる闘牛とともに、島独特の豊かな自然や文化を後世へ残す努力を日頃から心がけ、新たな年が輝かしい年になるよう祈念したい。

(平成24年12月29日付南海日日新聞に執筆)

※上記大会日程は徳之島闘牛連合会への申請を基に作成しております。


闘牛大会日程・結果
平成25年
正月大会
1月1日大会
1月2日大会
中量・ミニ軽量級
1月3日大会
全島一・軽量級
1月4日大会
同結果 同結果 同結果 同結果

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