闘牛大会情報 |
平成15年9月21日現在
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奄美群島日本復帰50周年記念全島闘牛大会
全島一・中量級・軽量級タイトルマッチ伊仙大会
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日 時:平成15年10月13日(月:祝日)午前10時開始
場 所:伊仙闘牛場
入場料:大人3,000円、小人(中学生)1,000円、小学生500円
主 催:伊仙町闘牛協会 |
勝敗
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地 区
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東 方
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番 付
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西 方
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地 区
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勝敗
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対戦タイム
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南 原
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チャンピオン
福田喜和道1号
(沖縄含む10連勝)
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全島一
優勝旗
争奪戦
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チャレンジャー
大道荒富士
(2勝2敗1分)
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花 徳
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伊 仙 |
躍 進 号
(沖縄含む8勝2敗) |
大 関 |
天 龍 狼
(1勝) |
天 城 |
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花 徳 |
藤野組 竜拳白タビ
(元拓郎白タビ、7連勝) |
中量級
チャン
ピオン
決定戦 |
怒 羅 魂
(4連勝) |
亀 津 |
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亀 津 |
戦闘龍飛雅
(元沖縄軽量級チャンピオン秀次花形) |
軽量級
チャン
ピオン
決定戦 |
54年生 闘魂島嵐
(元八重山宮城花形、4連勝) |
目手久 |
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犬田布 |
男(おとこまえ)桜
(元陸王、3勝2敗) |
特 番 |
寅年天龍次人号
(元吉村兄弟和力号) |
目手久 |
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ワイド節本家・坪山 豊氏によるワイド節披露 |
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喜 念 |
剛トガイ号
(1勝) |
花 形 |
基山赤鷲
(1勝) |
崎 原 |
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伊 仙 |
小 象
(前ミニ軽量級チャンピオン、3勝2敗) |
花 形 |
シンレイダイリキ
神嶺大力
(元速人花形) |
徳和瀬 |
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天 城 |
SEXY・36
(セクシー・36) |
花 形 |
天カブラー
(デビュー戦) |
亀 津 |
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優勝旗返納・表彰・会長挨拶 |
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長 道 |
大江花形 |
花 形 |
安田畜産号 |
知名町 |
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平土野 |
55グラマン
(9勝2敗1分) |
指名特番 |
ピットブル
(3連勝) |
長 崎 |
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面 縄 |
小 虎
(2勝1敗) |
封切特別 |
リトルシンゴ
(1勝1敗) |
徳和瀬 |
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全島一
優勝旗
争奪戦
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チャンピオン
福田喜和道1号
(沖縄含む10連勝、約1,180kg)
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横 綱
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チャレンジャー
大道荒富士
(2勝2敗1分、約1,100kg)
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大 関
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躍 進 号
(沖縄含む8勝2敗)
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天 龍 狼
(1勝)
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中量級
チャン
ピオン
決定戦
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藤野組 竜拳白タビ
(7連勝)
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怒 羅 魂
(4連勝)
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軽量級
チャン
ピオン
決定戦
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戦闘龍飛雅
(元沖縄軽量級チャンピオン秀次花形)
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54年生 闘魂島嵐
(元八重山宮城花形、4連勝、牛主:松勇樹)
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特 番
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男(おとこまえ)桜
(元陸王、3勝2敗)
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寅年天龍次人号
(元吉村兄弟和力号)
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指名特番
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55グラマン
(元ちえみグラマン、9勝2敗1分)
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ピットブル
(3連勝)
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封切特別
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小 虎
(2勝1敗)
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リトルシンゴ
(2勝1敗)
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【大会の見所】=三大タイトルマッチとして開催= |
伊仙闘牛場で開催される大会は「荒れる伊仙場所」と言われ、比較的リングが狭く観客席の傾斜があるせいか、常に番狂わせや激戦が演じられている場所でもある。
今回の全島一優勝旗争奪戦は、チャンピオン福田喜和道1号が恵まれた体躯と圧倒的強さを誇ることもあり、挑戦牛候補との交渉が難航、急遽沖縄で全島大会に出場した実績もある大道荒富士のチャレンジが決まった。また、中量級・軽量級優勝旗の返納に伴い、それぞれのチャンピオン決定戦が行われる事となった。
前記の事情もあり横綱戦はチャンピオン福田喜和道1号が圧倒的有利であるが、無敗牛同士の対戦である中量級チャンピオン決定戦、伝統の軽量級優勝をかけて闘う軽量級チャンピオン決定戦が注目される。
また、「殺し屋」の異名を持つ躍進号と大角を生かしたカケ技で会場を沸かせ、見事徳之島デビュー戦を飾った天龍狼の大関戦は、短時間の鮮烈極まる対戦が予想される。今年に入って無傷の三連勝と波に乗っている男桜と元軽量級チャンピオンの血統で素質十分の寅年天龍次人号の特番戦。隙あらば一気に横腹に飛び込み勝負を決める55グラマンに対し、技牛と対戦しダメージを受けながらも、決して怯む事無く闘うピットブルの指名特番。封切特別戦の小虎とリトルシンゴは共に700kg台前半の小兵ながら、技の切れとスピードで場内狭しという攻防が繰り広げられるのは間違い無く、封切りらしい目の離せない攻防が期待される。若手牛の中からも、将来の大器となる牛が出てくるのか注目される大会である。
〈全島一優勝旗争奪戦〉福田喜和道1号vs大道荒富士
横綱挑戦牛候補が既に来年正月大会への出場や、挑戦するタイミングを計っている面もあり、沖縄での実績を持つ大道荒富士が出場する事になった。大道荒富士は、デビュー戦で引き分け後勝利し、トータル二勝二敗一分の戦歴である。1,100kgの巨漢を生かしたしぶとい闘いを持ち味としている。場所が伊仙だけに、大道荒富士が福田喜和道1号に一矢報いる事が出来るか、チャンピオンがあっさり勝負を決めるのか、逆に格下と見て長引く闘いになるのかにも注目したい取組みである。
〈中量級チャンピオン決定戦〉藤野組竜拳白タビvs怒羅魂
今回最も注目される対戦である。藤野組竜拳白タビは拓郎白タビとしてデビュー後、徳之島・沖縄を又にかけて活躍。バランスのとれた体躯、相手の技を出させない取り口の巧さ、勝機を逃さぬ闘い内容で七戦全勝。この牛見たさに観客が訪れる程、人気も兼ね備えた実力牛である。一方の怒羅魂は、人が手を広げた程もある大角を生かし、出場回数を重ねる毎に戦力が増している。ツキ技で相手をひるませ、すかさずの速攻で勝負を決めるという、場内を沸かせる対戦を繰り広げて来た、負けず劣らずの人気実力牛である。
対戦が決定した当初は、勝ち星の数からも白タビ有利の声が強かったが、丁度一年ぶりで出場する怒羅魂に対し、白タビは昨年5月の大会以来という場所間隔。対戦場所が速攻牛有利といわれる伊仙闘牛場という事もあり、対戦予想は伯仲しきている。
対戦開始早々、得意のツキからの速攻で勝負を決めたい怒羅魂に対し、下角を取り相手の技を封じるという自分のペースに持っていけば、白タビ有利という展開が予想される。
共に攻めの得意技に注目が集まりがちだが、柵際で残す守りも巧みであり、首力で上回る方が勝機を掴みそうである。道具・パワー・スピードを兼ね備えた両牛であり、攻守の入れ替えの激しい一時も目の離せない熱戦が期待される。
〈軽量級チャンピオン決定戦〉戦闘龍飛雅vs54年生闘魂島嵐
前沖縄軽量級チャンピオン秀次花形改め戦闘龍飛雅に、八重山で宮城花形として四連勝の 実績を誇る54年生闘魂島嵐の対戦。
戦闘龍飛雅は、たつぼん花形として5月の東目手久大会に出場して勝利しており、沖縄では四勝一敗の戦歴を誇る。序盤は相手の様子を伺い徐々に自分のペースに持って行く試合巧者である。対する闘魂島嵐は、見事なトガイ角を生かしたツキ技で連勝しているが、徳之島初場所で十分に技を出しきれるか未知数な面があるのは否めない。
カケ技はボクシングで言えばボディブローのように徐々に相手のスタミナを奪っていくのに対し、ツキ技は一発で相手をしとめるアッパーカット、もしくはカウンターパンチにもなる一撃必殺の技である。闘魂島嵐がその実力を如何なく発揮し、凄まじいと言われるツキ技で徳之島初場所を飾るか、逆に角カケで相手の技を封じれば戦闘龍飛雅のペースとなるであろう。カケ技とツキ技の真剣勝負を制した方に軽量級優勝旗の凱歌が上がる。
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※番組内容には変更が生じますことを予めご了承下さい。 |
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