闘牛大会情報
闘牛トピックス
昭和45年生厄払い闘牛大会
(平成18年1月4日現在)
日 時:平成18年1月4日(水)午前10時開始
場 所:東目手久闘牛場(伊仙町東目手久)
主 催:昭和45年生
入場料:大人 2,500円・小人 1,000円
勝敗 地 区 東   方 番 付 西   方 地 区 勝敗 対戦タイム
ピカピカの一年生
南ちゃん
(牛主:池川みなみ、4連勝)
横綱 天神無双
3連勝
目手久 15分02秒
目手久 (祝)卒業
前心BOSSみゆき号
(牛主:前田拓郎、2連勝)
大関 樟南二高野球部
上面縄 11分16秒

(4勝1敗)
指名大型
(1勝)
3分44秒
ミスターダンディ
(元沖縄 錦大力)
関脇
(牛主:松井闘牛組合)
目手久 3分04秒
アップルシード
クロフネ
(4連勝)
特別 松原若力
(1勝)
竿之花 1分59秒
作山宝信1号
(元 ちび大翔)
特別 千茶名戦隊

(牛主:副島祐己、2連勝)
8分54秒
殊勲賞
昭和62年生竿
(元 剛腕金龍)
特別 盛興業源力号 25秒
あいさつ
二代目ひとめぼれ5535
(牛主:喜 京介)
特別 がんばるヒーゲー 7分40秒
敢闘賞
(祝)卒業記念
セントラモウゲキタカボウ
戦虎猛撃貴坊
(牛主:池田貴也)
特別 仁木組従業員号
(勝栄丸グループ)
5分20秒
パンチパンダ塩水
(デビュー戦)
特別花形 なんばカキヤー 3分08秒
徳和瀬 竜星ワグマ
(牛主:松田自動車
特別
(牛主:原 青吾)
鹿児島 20分04秒
みずほ花形
(牛主:泰山裕治、4勝1敗)
封切特別
(牛主:安原清吉)
目手久 1分59秒
技能賞
横綱
ピカピカの一年生
南ちゃん
(牛主:池川みなみ、4連勝)
天神無双
3連勝

指名大型

(4勝1敗)

(1勝)

封切特別
みずほ花形
(牛主:泰山裕治、4勝1敗)

(牛主:安原清吉)
【大会の見所】
厄払い大会に相応しく、実力の伯仲した若手・中堅・ベテラン、軽量級から中量級・重量級牛の対戦という内容の充実した取組となっている。中でも、いきなり大型牛同士の対戦となった封切戦。速攻牛対ツキ牛の対戦である指名大型戦。前場所で満身創痍の状況から不屈の根性で逆転勝利を上げ、一気に人気実力牛の座についたピカピカの一年生南ちゃんに対し、大型の湾曲した角を武器に、カケ技から速攻で連戦連勝の天神無双という、徳之島闘牛界の次代を担って行くであろう両牛の横綱戦で新春大会の千秋楽を飾る。

〈横綱戦〉ピカピカの一年生 南ちゃん vs 天神無双
一年前の大会の横綱戦で、二度も横腹を取られ鮮血がしたり落ちながらも奮闘し、場内を熱狂させる勝ち星を上げた南ちゃん。今場所も、その闘争心溢れる戦いぶりを見せてくれるのではないかと期待が集まる。対する天神無双は、対戦内容に派手さこそ無いが、その実力は折り紙つき。決して慌てる事無く角カケで相手の得意技を封じ、勝機を見逃さず決める速攻で3連勝の実績を上げている。未だ底を見せていないとの評価もあり、今対戦でその実力の程が明らかになるであろう。
攻守のバランスには定評のある両牛。どちらが先に仕掛けるかで対戦内容も異なってくる。序盤は相手の出方を判別し、徐々に前に出て圧力をかけながら勝機を掴みたいところだ。短期戦では決着がつかず、人牛一体の激しい攻防が繰り広げられ、闘牛ならではの醍醐味を堪能させてくれるものと予想される。

〈指名大型戦〉赤鷲 vs 川田牛
基山赤鷲としてデビューから、場内の視線を一点に集める荒々しい速攻を武器に勝ち星を上げて来たが、ついに一年前の大会で、前述した南ちゃんの前に背を向ける事となった赤鷲。再起を期して望む今場所だけに、何としても勝ち星を掴みたいところだ。対する川田牛はデビュー前から評判が高く、本年元旦の大会で初陣を飾り将来が期待されている。
赤鷲がこれまで通りの闘いぶりを見せればあっという間に勝負がつく可能性もあり、その取り口によって展開が変わってくる。対する川田牛は速攻からの腹取り決められては元も子もないだけに、自ら攻め込んで行くか、相手の攻めを上手く切り返しての逆転勝利を狙うであろう。角を交えると同時にツキ・ワリを見舞い合う、大型牛ならではの激しい攻防に沸く激戦が期待される。


〈封切特別戦〉みずほ花形 vs 清龍号
デビュー戦こそ取りこぼしたものの、そこから無傷の四連勝と波に乗っているみずほ花形。左右の角カケからタイミング良く腹取りに持って行く、安定した取り口には定評がある。対する清龍号は、初場所ながら稽古での評価が高く、ツキ・カケ・速攻、何でもこなす牛として今回連勝牛との封切戦に挑む事となった。
みずほ花形としては、相手の庭に飛び込んでの対戦となるがここで連勝を止める訳には行かない。下角を取り左右からの角掛けで前進し、勝負を決めたい所だ。かたや本場所でのキャリアには差のある清龍号だが、「我が庭」と言える東目手久闘牛場に相手を呼び込んだのは強みである。勝手を知っている闘牛場で評判通りかそれ以上の力を発揮して初陣を飾りたいところだ。封切戦から大型牛の技の掛け合いで、闘牛ファンを唸らせるものと期待される。


〔南海日日新聞「闘牛特集」(平成17年12月30日付)紙面に寄稿。〕
闘牛大会日程・結果
平成18年
正月大会
1月1日成人 1月2日軽量級 1月3日全島一 1月4日厄払い

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