闘牛大会情報
闘牛トピックス
第13回全島一・ミニ軽量級優勝旗争奪戦徳之島町北支部大会
(平成27年4月25日現在)
日時:平成27年5月3日(日曜日・祝)午後1時開始予定
場所:徳之島なくさみ館(伊仙町東目手久)
主催:徳之島町闘牛協会
後援:徳之島闘牛連合会
入場料:大人3,000円(高校生以上)、小人1,000円(中学生)、小学生以下無料
※牛名の下の10ケタの数字は、国の法律で登録が義務付けられている個体識別番号です。
勝敗 地区 東  方 番 付 西  方 地区 勝敗 対戦タイム
徳和瀬 チャンピオン
牛若丸
(牛主:牧山政則、4連勝)
〈0830737657〉
全島一
優勝旗
争奪戦
チャレンジャー

(牛主:伊藤範久、6勝2敗)
〈0844466000〉
亀津 伐折羅勇大
(元 沖縄 雲龍優毅)
〈0207074057〉
大関 天心幸福
(牛主:福 清治)
〈0206766007〉
亀津
亀津
(牛主:玉江雄大)
〈0830679834〉
関脇 東天龍孔羽亜
(牛主:大川牧場グループ)
〈1209945208〉
母間
天城 白天トガイー
(牛主:木村 嘉、2連勝)
〈0837715818〉
大型特別 サーベルタイガーキング
(牛主:稲村徳次、1勝)
〈0844835011〉
チャンピオン
吉村畜産
闘将☆マングース
(牛主:吉村畜産、11連勝)
〈1207467146〉
ミニ軽量級
優勝旗
争奪戦
チャレンジャー
風天の花嵐
(元 昭和59年生ラッキーマウス、調教師:省吾、4勝1敗)
〈0207074125〉
花徳
浅間 一心ゴバヌー
(牛主:将真&元稀)
〈0847809033〉
指名特別 千裕畜産龍愛KING
(牛主:千裕畜産)
〈1334742284〉
母間
平土野
(1勝)
〈0244899491〉
特別花形 明昇千春
(牛主:ナオシマ電業従業員、デビュー戦)
〈1338500491〉
花徳
母間 友心樹龍
(牛主:吉田友也、デビュー戦)
〈0113065055〉
若手花形 闘健若力
(デビュー戦)
〈0847797132〉
河地
尾母 安全+第一
進撃TORABI
(調教師:ルキア☆リクト、1勝)
〈1334742819〉
若手
ミニ特別
レオン
獅子トガイー
(デビュー戦)
〈1130310052〉
崎原


(牛主:亀岡大地)
〈0244865090〉

封切特別 勇兄弟琴羽
(牛主:勇 夢亜、2連勝)
〈1130310014〉
亀徳
優勝旗返納・あいさつ
牛若丸牧山號 全島一
優勝旗
争奪戦
天龍王
チャンピオン
牛若丸
(牛主:牧山政則、4連勝)
  チャレンジャー

(牛主:伊藤範久、6勝2敗)

闘将☆マングース ミニ軽量級
優勝旗
争奪戦
風天の花嵐
チャンピオン
吉村畜産
闘将☆マングース
(牛主:吉村畜産、11連勝)
  チャレンジャー
風天の
(元 ラッキーマウス、調教師:省吾、4勝1敗)
【大会の見所】

今後の活躍が期待される中堅の小型から大型牛が多く出場する大会となっている。封切特別戦では、もっか3連勝中の「大健」と2連勝中の「勇兄弟琴羽」が対戦。大会開始早々、速攻の応酬で観客を沸かしてくれるものと期待される。そして、全国の闘牛ファンが注目する「牛若丸牧山号」対「天龍王」の全島一優勝旗争奪戦、並びに「吉村畜産 闘将☆マングース」と「風天の花嵐」のミニ軽量級優勝旗争奪戦は、ファンならずとも見逃せない激闘必至の取り組みだ。


〈全島一優勝旗争奪戦〉「牛若丸牧山号」vs「天龍王」

「牛若丸牧山号」は、2012年8月大会で「朝戸花形」を26秒で退け初陣を飾り、昨年5月大会では「花榎心大王」に2分50秒で勝利し、翌13年1月大会で「紀乃工業号」と激突。敵の得意技を破壊力抜群の角カケで封じ、11分45秒で制し3連勝とした。徳之島並びに沖縄で横綱牛として活躍した「天龍狼」の血統で、そのカケ技は正に父親譲りと言えよう。

本年1月の全島一優勝旗争奪戦では、チャンピオン「健祥会☆戦闘たくま」に対し闘牛ファンの度肝を抜く怒涛の攻めを見せ、栄えある王座を奪取した。今回も、勢いそのまま全島一王座防衛を果たしたいところだ。

「伊藤兄弟 天龍王」は、10年1月大会のデビュー戦が不戦勝。11年10月大会で「狙琉邪」に10分54秒で勝って2連勝とし、13年1月の全島一優勝旗争奪戦において「基山大宝」に敗れはしたものの、続く6月の大会で「荒神北斗」に不戦勝。10月の全島一優勝旗争奪戦でチャンピオン「喜念王道 康貴大力」に6分46秒で勝利し、悲願の優勝旗を獲得した。

14年1月の全島大会で「闘将恒夫丸」を44秒で退け初防衛に成功したが、続く5月の全島大会で「保岡大信玄」に5分31秒で惜敗し、その座を奪われた。本年1月大会で、「白竜暉」を9分11秒で下し、今大会で2度目の王座奪取を狙う。

牛若丸牧山号としては、得意の角カケで先に仕掛けそのまま相手を柵に張り付け、敗走させようとするだろう。そこから、敵が対峙することの無いよう、横腹に角を突き刺すほどの追い打ちを決めたいところ。

対する天龍王は、体重差を生かしたパワーあふれるワリ技で、相手の戦意をトーンダウンさせれば狙い通りだ。これまで同様に対戦開始からツキ、ワリを見舞いながら前に出て、間髪を入れず速攻を決め自らの必勝パターンに持ち込みたい。

全島一横綱戦に相応しい迫力あふれる攻防が繰り広げられ、闘牛、勢子、応援団と観客が一体となった大一番となるのは必至である。錦の御旗を手に凱歌を上げるのはどちらか。


〈ミニ軽量級優勝旗争奪戦〉「吉村畜産 闘将☆マングース」vs「風天の花嵐」

チャンピオン「吉村畜産 闘将☆マングース」は、2011年5月大会の「阿権少年団智哉岩力」との対戦を皮切りに、「琉誠嵐」、「SEIKA.Jr.獅子王」、「ぐるくん」、「闘天ぶちかまし永岡号」、「コブラ」、「友志ゴールド」と無傷の7連勝とし、昨年1月大会は「闘天ぶちかまし永岡号」との再戦を31分42秒で制し、栄えある優勝旗を獲得した。続く5月のタイトル戦では、チャレンジャー「治野兄弟将龍」を21分43秒で退け初防衛を果たし、10月大会に「大龍」を29分06秒、本年1月の全島大会では「昭和51年 天龍紫月」を26分06秒で下し、通算戦歴を11連勝としている名牛である。

チャレンジャー「風天の花嵐」は、「篠原サッシ龍己」として13年10月の全島大会でデビュー。「一心ボーヌ悪餓鬼」に3分21秒で勝利し殊勲賞を獲得。14年3月大会は「燃える闘魂中和広」を15分54秒で退け敢闘賞、同年5月大会では「だだ吉福ちゃん」に20分33秒で勝ち敢闘賞受賞と活躍し、同年8月14大会で3連勝牛対決として「中兄弟蓮希」と激突。得意技を封じられ12分10秒で惜敗した後、天城町にトレードされた。

本年1月の全島大会で神戸の「昭和59年生ラッキーマウス」として出場。「恋珠小小」 を28分43秒で下して復帰戦を制し、今回は徳之島町花徳にトレードされ、栄えある優勝旗奪取を狙う。

闘将☆マングースは王者のプライドを見せ付け、11連勝として4度目のタイトル防衛に華を添えたい。カブラ気味の角を生かした友好打で敵にダメージを与え、じわじわと戦意を奪うだろう。

対する風天の花嵐は、左右に回り込みながら隙ができるのを伺いたい。傷を受けながらも、集中力を保ち続ければ、勝機は見えてくる。後半の激しい攻めを受ける前に、下角を取り跳ね上げるようにして相手の体制を崩し、形勢逆転を狙いたい。

小型牛ならではのスピーディーな技の応酬と鮮血を帯びての攻防で、会場がヒートアップするのは間違いない。安定度の高さでチャンピオンが防衛するか、チャレンジャーがその牙城を打ち壊し新チャンピオンの誕生となるか。優勝旗の行方や如何に。


(平成27年4月25日付南海日日新聞に執筆)

闘牛大会日程・結果
平成27年
GW大会
4月26日大会
5月2日大会
5月3日全島一・ミニ軽量級大会 5月4日
軽量級大会
5月5日
中量級大会
同結果 同結果 同結果 同結果 同結果

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