全島若手No.1決定戦
日 時:平成12年5月6日(土)午後2時開始
場 所:伊藤観光ドーム闘牛場
入場料:大人2,500円、入場料:小人1,000円
主催:昭和43年生崎原闘牛会 後援:カットハウス大阪館、満腹ラーメン富田屋、東京仁木組

しげみ龍王号
守りから攻めへの見事な展開でファンを魅了!
元軽量級チャンピオン、戦績:7勝1敗
体重:約860kg

闘昇龍あきら号
速攻、カケ技を得意としながらも
粘り強さも併せ持つ
現在5連勝中、体重:約850kg

地 区
勝敗
東   方
番 付
(対戦タイム)
西   方
勝敗
地 区
亀 津
 
しげみ龍王号
横  綱
(5分26秒)
闘昇龍あきら号
花 徳
喜 念
喜念爆弾号
大  関
(17分01秒)
天心アコー号
 
伊 仙
亀 津
カズボンZ
若手指名特別
(15分56秒)
昭和無敵
(明彦サイヨー)
 
母 間
 
 
 
 
 
検 福
名古文博
特  別
(10分12秒)
大川号
 
母 間
亀 徳
龍神カブラ
指名特別
(1分31秒)
眞誠興業号
 
大 阪
面 縄
 
広紀豪力
若手指名特別
(6分39秒)
狼少年亮輔号
(狼少年敦号)
母 間
 
 
 
 
 
浅 間
 
武ちゃん2号
特別花形
(5分09秒)
清香カブラー
崎 原
伊 仙
角三国
指名特別
(10分24秒)
金龍上田号
 
松 原
亀 津
 
仁志六鬼号
指名花形
(36秒)
三幸守太亀山
崎 原
花 徳
友慎号
若手指名
(16分36秒)
則天武后
 
目手久
伊 仙
 
平山兄弟号
封切特別
(30秒)
銭亀
与那国
 
 
 
 
 
封切り戦では後から入った「銭亀」に戦意がなさそうな雰囲気。そこで気を抜いたのが「平山兄弟」 と勢子の大きな過ちだった。一気に「銭亀」は相手の横腹に突っ込み下からすくいあげるようにして、 あれよあれよと言う間に柵に叩きつつけると、たまらず「平山兄弟」は横に走る。
「反則だ!」と再び両牛を合わせようとするが、横腹に怪我をした「平山兄弟」はもはや戦意を失って 組もうとはしない。牛ではなく勢子同士が喧嘩になったが、勝負あり。体重差約100kgという相手に 作戦勝ちで勝利した。

“名牛「龍王」復活ならず!”
注目の横綱戦「龍王」VS「闘昇龍あきら」の対戦。 まず最初に気合満万で「闘昇龍あきら」が入場。
後からゆっくりと「龍王」が入場する。 双方の睨み合いの間、ひんやりとした空気が会場を包む。
角を合わせ、いざ対戦開始! と同時に物凄いスピードで突きの応酬が展開される。角が「ガツーン・ガツーン」とぶつかり合う様 は、正に火花散るかのようであった。 双方押しては押し返す攻防から、先に攻めこんだのは「闘昇龍あきら」! 柵の一歩手前で見事な回りこみを見せ、相手の尻を柵に向けて今度は「龍王」が攻めこむ! 対して「闘昇龍あきら」は、横に回りながら自らの体を土俵の中央に持ってくる。 ここまでは5分の戦いに見えたが、「闘昇龍あきら」が2度・3度と「龍王」を柵際に押し込み有利に 試合を運ぶ。
それでも「龍王」が敗れる姿など想像しなかった者も多いだろう。なぜなら、相手の攻めを巧みに かわし、隙あらば一気に攻勢に出る。防御から攻めへの見事な展開で勝利した姿が脳裏に焼き付いて いるからだ。
しかし、5分を過ぎたところで「闘昇龍あきら」が怒涛の寄りを見せる!
首取りで横向きにさせると そのまま柵に叩きつけ、「龍王」はたまらず敗走!
対戦タイム5分26秒
「闘昇龍あきら」は、あの「龍王」を敗った牛として6連勝目を飾った。

平成12年
GW大会

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