闘牛大会情報
平成16年10月17日現在
全島一・中量級優勝旗争奪戦徳之島町大会
日 時:平成16年10月17日(日)午前10時開始
場 所:伊藤観光ドーム
入場料:入場料:大人3,000円 小人1,000円
主 催:徳之島町闘牛協会
後 援:徳之島闘牛連合会
勝敗
地 区
東   方
番 付
西   方
地 区
勝敗
対戦タイム
南 原
チャンピオン
福田喜和道1号
沖縄含む13連勝、1,180kg
全島一
優勝旗
争奪戦
チャレンジャー
孝雄ヒーゲー
(元宇和島:大森力号、牛主:中村孝雄、1,150kg)
伊 仙
 
09秒
母 間 ぞう組新南ちゃん
(牛主:池川昭博、2連勝)
大 関 佐平
(牛主:佐平憲造、1勝
伊 仙 6分46秒
大 阪 チャンピオン
関西一撃
(牛主:池田一典、5連勝)
中量級
優勝旗
争奪戦
チャレンジャー
龍星北斗
(牛主:福岡克也、徳之島3連勝)
亀 津 10分39秒
亀 津 米島満栄号
(元 新斬鬼武者)
関 脇 雄大カブラ
(元軌道王ブル、牛主:玉江 晃)
亀 津 20分
引分
亀 津 がじゅまる
(牛主:上村壮希、1勝)
小 結 美食楽庵MURMUNN’
(牛主:資村貴洋)
平土野 1分01秒
阿 三 闘将我鬼大将
(牛主:嶺山兄弟、1勝)
指名特別 あんたがたいしょう
(牛主:川畑 司、1勝)
花 徳 3分57秒
技能賞
母 間
(牛主:泰山裕次)
花 形 玉白花形
(牛主:玉白グループ、1勝)
亀 徳 1分30秒
南 原 関東兄弟勇志号
元戦闘峰窪、牛主:直 豊重、1勝
大型番組 実薫号
牛主:福 実薫、1,100kg
崎 原 2分10秒
優勝旗返納・あいさつ・樟南第二高等学校吹奏楽部による演奏
天 城 おとこまえ
樟南ニ高男桜
(6勝3敗)
特 別
牛主:(有)ZORI-GROUP
西宮市 12秒
  鹿児島 赤玉スイクン
(牛主:米沢倫彦、八重山3勝)
花 形 やんちゃ坊
(牛主:貞文次郎、2勝1敗)
阿 権 11分12秒
敢闘賞
上 晴 昭和63年生くゎ〜ざる
(元小象、牛主:田畑・亀山・伊田、6勝3敗)
封 切 昭和61年生遮那王
(牛主:福島勇二郎、2連勝)
犬田布 25分45秒
殊勲賞
※番組内容には変更が生じますことを予めご了承下さい。

全島一優勝旗争奪戦は福田喜和道1号が圧倒し、
6度目のタイトル防衛!
中量級優勝旗争奪戦は場内を沸かす激闘の末、
関西一撃が初防衛!
今年最後の全島一・中量級優勝旗争奪戦大会が徳之島町亀津の伊藤観光ドームにて17日開催された。
台風23号の影響により強い風が吹き抜ける中であったが、ドームという好条件のお陰で滞りなく全11番組が開催され、約2,000人の観客が次々と展開される熱戦を満喫した。
全島一優勝旗争奪戦はチャンピオン福田喜和道1号が、対戦開始から僅か9秒の速攻で圧倒、6度目のタイトル防衛を果たした。
昨年から大会毎にチャンピオンが入れ替わる激戦が展開されてきた中量級優勝旗争奪戦は、チャンピオン関西一撃とチャレンジャー龍星北斗がツキ・カケ・速攻の激しい攻防を繰り広げ、ダメージを受けながらもチャンピオン関西一撃が初防衛。
場内を熱狂の渦に巻き込む激戦を展開、闘牛ならでは醍醐味で観客を魅了した。
封切戦はベテランくゎ〜ざるの速攻を、終始得意のツノ掛けで凌いだ遮那王が勝利し3連勝目を飾った。
また、奄美群島唯一の私立校である樟南第二高等学校の徳之島伝統闘牛文化研究会の発足を祝い、吹奏楽部のワイド節等の演奏で大会運営を盛り上げ華を添えた。
大会に華を添えた樟南第二高等学校吹奏楽部の演奏
【大会結果】
〔全島一優勝旗争奪戦○福田喜和道1号vs孝雄ヒーゲー(対戦タイム:09秒)
先に入場したのはチャンピオン福田喜和道1号、その威風堂々として待ち構える姿に場内から「オー」というため息とも取れる歓声が上がる。
後からチャレンジャー孝雄ヒーゲーが入場。角を合わせるとすかさず怒涛の押し込みに入る福田喜和道1号。そのまま柵に向かってまっしぐら。
孝雄ヒーゲーは柵に詰まるとそのまま張り付けられ、残す腰もなく敗走。
容赦の無いチャンピオンの猛攻でチャレンジャーを圧倒し、対戦開始9秒で福田喜和道1号が6度目のタイトル防衛を果たした
〔中量級優勝旗争奪戦○関西一撃vs龍星北斗(対戦タイム:10分39秒)
今大会のメインイベント言っても過言ではない対戦。
先にチャレンジャー龍星北斗が入場、落ち着いた面持ちでチャンピオンを待ち受ける。後からチャンピオン関西一撃が入場。
角を合わせると間もなく得意のツノ掛けで龍星北斗が相手を捕まえると、大きな歓声が上がり応援団が太鼓が鳴り響く。そのまま前に出る龍星北斗。ここは柵に詰まる事無く回り込む関西一撃。今度はお返しとばかりにワリ技を交えながら懐に飛び込もうとする関西一撃。
対する龍星北斗も前傾姿勢で相手を懐に入れず、柵の手前で回りこむ。両牛の見事な攻防に歓声が沸きあがる。
対戦開始から約5分、龍星北斗のカケ押しを切り返し、相手の首元に飛び込んで一気に攻め込む関西一撃。柵に詰まり横向きにされたる龍星北斗だが、頭を相手に向けながら回り込むと今度は龍星北斗が相手の首根っこを捕まえる。両牛ぐるぐる回りながら柵の手前で首の取り合いとなり、まばたきも出来ない攻防に場内は益々ヒートアップ!指笛が鳴り響き、歓声が鳴り響く。
再三、再四体をくの字に曲げながら腹取りを狙う両牛、共に顔面首の根元からの鮮血が激しくなる。
特にチャンピオン関西一撃の右角の根元・目の周りには大きなダメージが見られ、勝敗の行方が混沌としてくる。
対戦タイムが10分を経過し、両牛とも呼吸が荒くなる。此処で前に出たのはチャンピオン関西一撃。角先で相手の首元にダメージを与えながら渾身の押し込み。
ついにチャレンジャーも全勢力を使い果たしたか、そのまま後ろ向きにされると敗走。
チャンピオン関西一撃が真の実力を発揮して王座を初防衛し、タイトル戦に相応しい攻防に終止符が打たれた。
〔封切戦昭和63年生くゎ〜ざるvs昭和61年生遮那王○(対戦タイム:11分14秒、敢闘賞)
今大会で10戦目のベテランくゎ〜ざるに対し、2連勝と波に乗っている若手である遮那王の対戦。
対戦開始早々からのもみ合いは、得意の速攻で懐に飛び込もうとするくゎ〜ざるに対し、得意のツノ掛けでそれを封じようとする遮那王という展開。
約2分程経過したところで、攻めに転じたのは遮那王。ツノ掛けから相手の首を捻じ曲げ、一度目の腹取りが決まる。このままでは不利と一旦は戦列を離れるが、そこから向き直って再び対峙する。
一気の速攻で勝負を付けようと攻めるが、遮那王はツノ掛けと巧い守りで相手にチャンスを与えない。
対戦タイムが10分を経過し両牛の呼吸が荒くなってきたところで、先に仕掛けたのはくゎ〜ざる。速攻で懐に飛び込もうとするが、それを残すと切り返しながら遮那王の腹取りがきまりくゎ〜ざるが敗走。
得意技でベテランの攻めを凌ぎ、遮那王が3連勝目を飾った。
※各対戦写真は「会員コーナー」にて掲載しております。

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同結果 同結果 同結果 同結果

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