中量級優勝旗争奪戦は今大会屈指の好カード、
チャンピオン関西一撃（大阪）に龍星北斗（亀津）が挑戦！

全島一前夜祭ナイター闘牛大会、黒天慶久号対天龍狼の横綱戦は激戦必至！
勝利の行方や如何に？！

スポーツの秋を彩る島内各学校の運動会、三町の町民体育祭も盛大に開催され、島民の娯楽として面々と受け継がれてきた徳之島の伝統文化“闘牛”もいよいよ終盤戦。本年最後の全島一・中量級優勝旗争奪戦が、10月17日（日）午前10時より徳之島町の伊藤観光ドームにおいて開催される。

今大会では初の試みとして、奄美群島の唯一の私立校である樟南第二高等学校とその関係者、今大会を主催する徳之島町闘牛協会と各牛主、徳之島闘牛連合会が全面的に協力。同校が今年度新設した徳之島伝統闘牛文化研究会の発足を記念し、樟南二高の名を冠した闘牛を出場させ生徒が大々的に応援。同校吹奏楽部がアレンジしたワイド節などの楽曲を演奏し大会運営に華を添える。

また、全島大会に先立ち10月16日（土）午後6時より、伊仙町の東目手久闘牛場において東部闘牛愛好会目手久支部の主催により、全島一前夜祭ナイター闘牛大会が開催される。屋外の闘牛場でのナイター大会開催は初の試みであるが、一重一瓶を持ち寄って楽しんで欲しいと企画された大会であり、徳之島伝統の闘牛（なくさみ）を満喫しながら秋の夜長を過ごせる大会となりそうである。

以上の2大会で島内から計40頭の闘牛が出場。デビュー戦同士の対戦からベテランの攻防、700kg台の軽量級から1トンクラスの大型牛が覇を競う。闘牛の三大技と言われるツキ・カケ・速攻、それぞれの技を得意とする力の拮抗した対戦が楽しみな大会である。