闘牛大会情報
闘牛トピックス
昭和53年生厄払祈念闘牛祭in伊藤観光ドーム
(平成25年12月29日現在
日 時:平成26年1月4日(土)午後2時開戦
場 所:伊藤観光ドーム闘牛場(徳之島町亀津)
主 催:S53年生
入場料:大人2,500円(高校生以上)、小人1,000円(中学生)、小学生以下無料
勝敗 地区 東  方 番 付 西  方 地区 勝敗 対戦タイム
当原戦士栄號
(牛主:東 栄光、5勝2敗)
横綱 与那国爆弾
(牛主:重村優斗、4勝1敗)
祝 真珠婚
仁美 天一
(牛主:南乃海舟、5勝1敗)
大関 キングジョー
(牛主:凰仙軍団)
上花徳
誠天隆愛ちゃん
(牛主:池田兄弟、2連勝)
関脇 轟木トガイ
(牛主:徳 竜太)

(元永剣、牛主:平瀬洸希、1勝1敗)
小結 突撃キングカズ
(牛主:吉田和彦、デビュー戦)
与名間 光天翔龍丸
(牛主:杉山翔一)
特別 正岡瓦興業
(牛主:正岡建太郎、デビュー戦)
西
阿木名
大当同心こまめ
(牛主:大当青年団、1勝)
特別 戦闘クジラ
(牛主:重原ファミリー)
やったね!成人バンザイ

(元天心モア、牛主:亀山兄弟、5勝2敗)
指名特別 卒業記念
突撃台風
(大沢號、牛主:豊喜靖展、3勝1敗)
井之川

(牛主:亀岡文雄)
花形 クロガネ
(牛主:芳 敏継、デビュー戦)
犬田布
(牛主:仲 史信、2勝1敗)
封切特別 福田卓龍
(牛主:福田 卓、2連勝)
目手久
あいさつ
VS
当原戦士栄號
(牛主:東 栄光、5勝2敗)
与那国爆弾
(牛主:重村優斗、4勝1敗)

VS
祝 真珠婚
仁美 天一
(牛主:南乃海舟、5勝1敗)
キングジョー
(牛主:凰仙軍団)

VS
誠天隆愛ちゃん
(牛主:池田兄弟、2連勝)
轟木トガイ
(牛主:徳 竜太)

VS

(元永剣、牛主:平瀬洸希、1勝1敗)
突撃キングカズ
(牛主:吉田和彦、デビュー戦)

VS
光天翔龍丸
(牛主:杉山翔一)
正岡瓦興業
(牛主:正岡建太郎、デビュー戦)

VS
大当同心こまめ
(牛主:大当青年団、1勝)
戦闘クジラ
(牛主:重原ファミリー)

VS
やったね!成人バンザイ

(元天心モア、牛主:亀山兄弟、5勝2敗)
卒業記念
突撃台風
(大沢號、牛主:豊喜靖展、3勝1敗)

VS

(牛主:亀岡文雄)
クロガネ
(牛主:芳 敏継、デビュー戦)

VS

(牛主:仲 史信、2勝1敗)
福田卓龍
(牛主:福田 卓、2連勝)
【大会の見所】

昭和53年生まれの徳之島3町の青年団が企画、主催する大会だ。ファン注目の横綱戦と封切戦はもちろん、若手からベテランの実力牛が多く出場し、迫力溢れる攻防で厄払いに華を添えるものと思われる。また、厄を払う意味でのお楽しみ抽選会も企画されており、正月から家族連れで楽しめるイベントとなりそうだ。

〈横綱戦〉当原戦士栄号vs与那国爆弾

「当原戦士栄号」は、2009年1月大会でデビュー。「東田兄弟号」、「大沢康誠」、「清剣」、「虎虎大翔」、「九紋龍」、「岩下バイソン」、「ハリケーン☆牧号」という、名だたる闘牛との中・長期戦をくぐり抜け、トータル5勝2敗の戦歴を誇る。父は徳之島でも横綱クラスで活躍した「赤狼」で、母方の父は軽量級チャンピオンとして君臨した「龍王」という血統を持つ。長期戦でも勝負を諦めない勝利への執着心は群を抜いている。

対する「与那国爆弾」は、12年1月の大会でデビュー。「戦勝若力」、「古勝 福龍皇」を下した後、「コウダ技電ラッキーパンダ」に惜敗するも、本年3月の復帰戦を飾ると、5月大会で「鮫島ハチャー」に勝利し、実力牛ぶりを見せつけた。沖縄で名だたるチャレンジャーを退け軽量級チャンピオンとして君臨した「与那国嵐」を父に持ち、角カケから破壊力抜群の速攻を決める。

当原戦士栄号としては、徐々に自分のペースに持ち込むのが得意の戦法だ。相手の攻めを受け流し、攻め疲れが出るのを待ちたい。

一方の与那国爆弾は、できるだけ短期戦で敵を仕留めたいはずだ。大きなトガイ角を生かした角カケで一気に攻め込み、勝敗を決したい。完勝するには、そのまま相手を柵に張り付けるか、回り込まれる前に追い打ちを決めねばならない。

経験豊富な中堅クラス牛ならではのツキやワリ技、角カケの応酬による激闘が展開されそうだ。闘牛ならではの技の応酬による攻防で場内をヒートアップさせるのは間違いない。新春闘牛大会の千秋楽を飾るのはどちらか。

〈封切特別戦〉仲力vs福田卓龍

「仲力」は、本年1月大会の「角大将」としてデビュー戦こそ取りこぼしたものの、続く5月大会で「圭史超丸」、9月大会で「永剣」を下して連勝中。対戦開始早々からの爆弾速攻で一気に勝負を決する。

一方の「福田卓龍」は、本年3月大会で「石川タッチュー」に勝利しデビュー戦を飾ると、10月大会で「猛将たくま」を8分弱で退け勝ち星を伸ばした。相手の出方を見ながら徐々にエンジンをかけて行くタイプだ。

この対戦は、最初の角合わせが重要と思われる。仕切りで相手を威嚇するように横向きになる牛も多いが、福田卓龍が同様に待ち構えれば、ここぞとばかりに仲力は懐に飛び込み勝敗を決しようとするはずだ。

対戦開始からの仲力の猛攻を福田卓龍が凌ぎきればチャンス到来と見る。ツキ・ワリ技をカウンター気味に繰り出しながら相手の焦りを誘えば、勝機が見えて来るはずだ。

両牛の入場から目を離せない封切戦に相応しい一戦が予想される。連勝街道を突っ走るのはどちらか、期待の好一番だ。

(平成25年12月29日付南海日日新聞に執筆)

闘牛大会日程・結果
平成26年
新春大会
1月1日大会
大会
1月2日大会
中量・ミニ軽量級
1月3日大会
全島一・軽量級
1月4日大会
午前大会
1月4日大会
午後大会
同結果 同結果 同結果 同結果 同結果

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