闘牛大会情報 |
闘牛トピックス
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【大会の見所】
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昨年のGW大会から新設された「ドーム杯」の優勝旗争奪戦である。開幕を告げる「大型指名特別戦」と「ドーム杯優勝旗争奪戦」以外は、初場所同士の組み合わせや若手牛同士の対戦が多い大会となっている。注目は、いきなりGW大会の封切を飾る、大型指名特別戦の「闘牛戦士駿輝レンジャー」対健龍小鉄の対戦。互いに元中量級チャンピオン、闘牛ファンにはお馴染みのベテラン牛がドーム杯優勝旗奪取を狙って激突する、「電光石火里伊奈号」対「哲巳大力」の対戦は、ファン必見の取り組みである。 |
〈ドーム杯〉電光石火里伊奈号(元中量級チャンピオン)vs 哲巳大力(元中量級・軽量級チャンピオン) |
徳之島叩き上げの実力牛「電光石火里伊奈号」。「スナックスマイル」として初代中量級チャンピオンの座に着き、タイトル防衛は果たせなかったがその後も、勝ち星を重ねた。昨年5月の大会で不覚を喫して現オーナーの下にトレードされた。3ヶ月あまりの休養で「ド−ム杯」に望むと、ベテランならではの妙味を発揮してチャンピオン「健龍パンダ」に勝利。4年ぶりの優勝旗を獲得した。本年1月の大会ではチャレンジャー「戦闘さくらんぼ」を退けタイトル防衛。長年のキャリアを生かした見事な駆け引きを発揮して勝ち星を重ねている。 対する「哲巳大力」は諸事情で優勝旗を返納することになったが、軽量級チャンピオンの座に2年あまり君臨し、昨年5月は中量級の優勝旗も獲得した、ツキ・ワリ技を得意とする百戦錬磨の実力牛だ。 対戦開始早々攻め込みたいのは「哲巳大力」であろう。ツキ・ワリで前に出て腹取りで勝負を決めたいところ。対する「電光石火里伊奈号」は、相手の技を受け流しながら、広いリングを使って序盤はスタミナを温存。動きが鈍くなったところを狙って角カケからの腹取りに持って行きたい。 互いに修羅場を潜り抜けてきたベテラン同士だけに、勝機を逃しては敗戦につながる。闘牛ならではの見ごたえのある対戦が期待される。 |
〈大型指名特別戦〉闘牛戦士駿輝レンジャー(元順子花形)vs 健龍小鉄(元池田小鉄) |
当時軽量級チャンピオンだった「哲巳大力」に惜敗後トレードされ、連戦連勝。「角カケ」を得意とし根性にも定評のある「駿輝レンジャー」。キャリア・体格でも上回るだけに、対戦が決まった当初から有利ではないかと見られてきた。 対する「健龍小鉄」は、昨年の徳之島デビュー後無傷の3連勝。短めのいわゆる「ガン角」を巧みに使い、相手の顔面にダメージを与え勝ち続けている。 角を合わせると同時に、「健龍小鉄」のツキ技は炸裂する。そこを得意の「角カケ」でしのぎながらダメージを最小限に抑え、すきあらば攻め込みたい「駿輝レンジャー」。長引けば、体重差のある「健龍小鉄」にとっては不利。瞬きをする間に勝敗が決する可能性もあり、GW開幕を飾るに相応しい激戦がみられそうである。 |
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