闘牛大会情報
闘牛トピックス

横綱はコウダ技電龍王丸!ミニ軽量級は荒技進也が初防衛!
〈横綱戦〉強襲若力 vs コウダ技電龍王丸(写真上)
これまで本場所で2連勝中の強襲若力とコウダ技電龍王丸の対戦。
強襲若力は、稽古で角から鈍い音がして角先が折れる可能性があると、出場取り消しを検討したほど。一方のコウダ技電龍王丸は、4月初旬に中耳炎となり、完治はしたものの、次は足病みで大会直前まで不調が続いていた。
それでも、出場を辞退するようなことなれば、この一戦を期待していたファンのみならず、多くの関係者にも迷惑をかけるだけに、最善の努力をして大会に臨んだという。
対戦開始から得意の角カケで押し込むコウダ技電龍王丸。対し、逆にカケ返して押し返す強襲若力。互いにカケからの腹取りを決めたいところだが、上手く回り込みながら、柵の一歩手前で踏ん張り続け6分が経過。
両牛の呼吸が荒くなり始めたころ、コウダ技電龍王丸が渾身の力を込めたカケ押しでぐいぐいと柵に向かって突進。強襲若力の体が横向きになると、すかさず腹取りを決め勝負あり。コウダ技電龍王丸が無傷の3連勝目を飾り、全島一横綱挑戦牛候補に名乗りを上げた。

〈ミニ軽量級優勝旗争奪戦〉荒技進也 vs 貴力
ミニ軽量級優勝旗争奪戦は、、当初予定の闘翔光樹家が体調不良のため欠場。徳之島から沖縄に移籍して活躍した実績を持つ貴力が挑戦することとなった。両牛は、沖縄で既に対戦済みで、その際は貴力が勝利している。
序盤から積極的に仕掛けたのは、荒技進也。得意のツキ・ワリを交えて積極的に前に出て攻め立てる。そこは、ベテランの貴力だけに、上手く回り込みながら角カケで相手の技を抑えつつ勝機を狙う貴力。6分を過ぎた頃、荒技進也が勝負を決めに入り、怒涛の押し込みで貴力が戦列を離れるが、回り込んだ両牛が対峙し、再び対戦が継続される。
両牛、ツキ・ワリでダメージを与えながら隙をうかがう。長期戦になれば貴力が有利かと思わた矢先、荒技進也の攻めに対し貴力の圧力が弱まりだし、遂に戦列を離れ勝負あり。荒技進也が14分01秒で、沖縄でのリベンジを果たし、初のタイトル防衛をした。

コウダ技電龍王丸が渾身の力を込めた腹取りが決まる
勝利に沸くウダ技電龍王丸の牛主と応援団

一旦は勝負あったかに見えた貴力が踏ん張り続けるが、遂に戦列を離れる
タイトル防衛を喜ぶ荒技進也の牛主と応援団

平成19年
GW大会
4月29日大会 5月3日大会 5月4日
午前大会
5月4日
午後大会
5月5日
全島一大会
同結果 同結果 同結果 同結果 同結果

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