闘牛大会情報
闘牛トピックス

ドーム杯は哲巳大力が新チャンピオンに!
大型指名特別戦は駿輝レンジャーが勝利!
〈ドーム杯〉電光石火里伊奈号 vs 哲巳大力(写真上)
徳之島叩き上げの実力牛「電光石火里伊奈号」。「スナックスマイル」として初代中量級チャンピオンの座に着き、タイトル防衛は果たせなかったがその後も、勝ち星を重ねた。昨年5月の大会で不覚を喫して現オーナーの下にトレードされた。3ヶ月あまりの休養で「ド−ム杯」に望むと、ベテランならではの妙味を発揮してチャンピオン「健龍パンダ」に勝利。4年ぶりの優勝旗を獲得した。本年1月の大会ではチャレンジャー「戦闘さくらんぼ」を退けタイトル防衛。長年のキャリアを生かした見事な駆け引きを発揮して勝ち星を重ねている。
対する「哲巳大力」は諸事情で優勝旗を返納することになったが、軽量級チャンピオンの座に2年あまり君臨し、昨年5月は中量級の優勝旗も獲得した、ツキ・ワリ技を得意とする百戦錬磨の実力牛。
対戦開始早々、チャンピオン電光石火里伊奈号の挨拶代わりのワリ技がヒットして、チャレンジャー哲巳大力を一瞬ひるませたかに見えたが、そこから哲巳大力の猛攻が始まった。角カケでぐいぐいと前進し、柵際に向かって攻め込んで行く。
対する里伊奈号も、そこはベテラン。広いドームのリングを生かして巧みに回りこむ。対戦開始から5分過ぎた頃、哲巳大力が懐に飛び込んで相手を押し込み勝負あったかに見えたが、再び里伊奈号が戦列に戻り対戦継続。互いに角カケからの速攻、腹取りの応酬。再び哲巳大力が懐に飛び込んで押し続け、横向きにされる里伊奈号だが、再度戦列に復帰して粘り続けるが、13分過ぎには消耗が激しくなり、3度目の腹取りが決まり勝負あり。哲巳大力が、軽量級、中量級の優勝旗に続き、ドーム杯の優勝旗も獲得。新チャンピオンの座に着いた。
〈大型指名特別戦〉闘牛戦士駿輝レンジャー vs 健龍小鉄(写真下)
大型指名特別戦は、順子花形として当時の軽量級チャンピオン哲巳大力に負けた1敗のみで6勝1敗の戦歴を誇るベテラン「闘牛戦士駿輝レンジャー」。角カケを得意とし、根性にも定評があり、キャリア・体格でも上回るだけに、対戦が決まった当初から有利ではないかと見られてきた。
対する「健龍小鉄」は、1昨年前の徳之島デビュー後無傷の3連勝。短めのいわゆる「ガン角」を巧みに使い、相手の顔面にダメージを与え勝ち続けている。
角を合わせると同時に、下角を取り、ガン角を生かした健龍小鉄のツキ技が炸裂したが、そこを得意の角カケでしのぎながらダメージを最小限に抑えようとする、駿輝レンジャー。それなら、上からでも角を相手に当て続ける健龍小鉄。柵際まで押し込みはするが、体重差が響くのか、完全に追い込むことはできず、駿輝レンジャーが体をひねり逆に押し返す。対戦タイムが10分を過ぎ、健龍小鉄の呼吸が荒くなると、ここ勝機と見た駿輝レンジャーが圧力をかけて前に出る。そのまま横向きにされた健龍小鉄は舌出しとなり敗走。駿輝レンジャーがGW開幕の激戦を制した。
哲巳大力が電光石火里伊奈号の懐に飛び込み勝利を決める
新チャンピオンの座に着いた哲巳大力の牛主と応援団

顔面を真っ赤に染めながら闘う闘牛戦士駿輝レンジャーと健龍小鉄
勝利に沸く闘牛戦士駿輝レンジャーの牛主と応援団

平成19年
GW大会
4月29日大会 5月3日大会 5月4日
午前大会
5月4日
午後大会
5月5日
全島一大会
同結果 同結果 同結果 同結果 同結果

○番組内容に変更が生じます事を予めご了承下さい。
○掲載内容を管理者に無断で複製、配布することは固くお断りします。
Copyright 1998-2007, Tokunoshima Mebius Club. All rights reserved.